■もう一度『坂の上の雲』を見上げましょう!
その唯一の策は【内なるグローバル化】です。
大陸の文化、西欧の文化。日本は海外からの文化を自国内に内包することで、世界に冠たる「日本文化の進化」を繰り返してきました。異質なものから刺激を受け、単なる模倣から独自の文化を創造をしてきた。私たちのDNAにそれは残っています。
それが出来ている企業だけが、停滞している日本経済のの中、今でも大きく伸びています。他は「内向き、下向き、後ろ向き」の傾向が強いのにも関わらず…。
もちろん、海外市場に進出することだけが解ではありません。しかし日本市場は安泰でしょうか?それは違います。気がつけば競合他社は『黒船』に乗っている。手をこまねいていて良いはずはありません。
国境という垣根は、もうないに等しいのです。
■DNAを目覚めさせましょう。
雷が怖いからと、布団の中でうずくまっていても良いことはありません。
生き残ること。そのためには、成長が絶対に必要なのです。そして、それを実現できるのは【内なるグローバル化】だけです。
具体的には、異文化の人財を内包し自社の力として使うことです。異文化とは面倒なものです。でも、その摩擦からエネルギーが生まれます。画期的な、想像もつかなかった何かが生まれます。
海外進出を促すことだけがではありません。彼らの力を借り、私たちの潜在能力を開花させることです。
■闇雲に海外展開しても成功はしません。
特に海外展開が活路であると考えている企業にとっては、【内なるグローバル化】もできずに将来を描くことはとても難しいでしょう。
多くの日本企業が、手痛いやけどをして帰ってきています。失敗から学ぶことも大切です。