異文化と多文化の違いについて

異文化という言葉は、いかにも日本人の発想による言葉と言えます。
外人、異人という表現をするのは、「私たち日本人」と「外の人・異なる人」まさに「”Different”な人たち」の発想から来ている。四方を海で囲まれている日本だからこそ、国民は強烈なアイデンティティを心の奥に秘めている。

当研究所が『多文化コミュニケーション研究所』ではないのは、機軸を日本文化に置いているからです。
これを多文化と発想すると、まったく違った視点になります。Multi-Cultureになれば、複数の文化が複雑に影響し合うことになり、複雑系並びに多様性が研究テーマに含まれてしまうためです。当研究所の視点とは異なる。

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私たちが行うのは、基本的に日本文化を持つ私たちと、他文化を持つ外国人の違いに注目し、より良いコミュニケーションを研究するものです。まずは軸を日本人に置くことで、ぶれない研究ができる。

複雑系はとても興味をそそるテーマですが、軸足が定まらず、目先の現象に惑わされると本質を見失ってしまうと当研究所は考えます。

将来は、軸を他の文化においた研究もありえると思いますし、より複雑な多文化といったものも研究の対象になるかと思いますが、軸を定めるという意味で『異文化コミュニケーション研究所®』の命名がされました。