コラム

globalforce.link通信 第0053号 [2017.2.21.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0053号)

2017.2.21.

みなさま、お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

天候が不順ですね。日本海側でドカ雪が降ったり、強風が吹いたり、日本中が
アンバランスになっている気がします。そして、スギ花粉が…。(^^;)

留学生の中にも、花粉症でクシュクシュしている学生がいるのですが、日本の
病院が苦手な学生も多いようです。どこも、ここも、『日本人様用』ですよね。

2020年のオリンピックまでに、どれだけグローバル対応ができるか、ちょっと
不安です。

でも、しっかり頑張って行きましょう!!

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■トピックス■
1.今週のフォーカス「しこう(SHIKOU)」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「しこう(SHIKOU)」
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外国人には、同音異語は難しいものです。
文章の前後の関係から「意味」を導き出す必要があるためです。

先日、ある留学生に『しこう』という言葉について話す機会がありました。

┌──────────────────┐
│志向 ⇒ 思考 ⇒ 試行 ⇒ 施行 ⇒ 至高│
└──────────────────┘

>>何かを実現しようと思うのなら、まずは「志向」(志を立て目的に向か
>>う)、行動を起こす前に「思考」(じっくり考え)、「試行」(さまざ
>>まなチャレンジをする)、「施行」(具体的に行動し)、「至高」(高
>>いレベルにまで押し上げる)。

同音異語ですので難しいかと思ったのですが、漢字が読める留学生だったの
で、文字の意味を理解させ、最後に理解度を確認するために「並び直して」
してもらい日本語の面白さを楽しんでもらいました。

実は、この話をしながら、今の日本企業のことを考えておりました。
こんなに優秀な外国人留学生がいるのにも関わらず、彼らを紹介をすると
「外国人は特に採用していません」という返事の多い日本。

たしかに社内における、日本語、異文化の受け入れ面での大変さはあります
が、それ自体がとても意味のあることであることに気が付かない。

ときには、「うちにはこんな優秀な人財はいりません。」という返事さえあ
り、多くの会社で「なぜか優秀な人財を使いこなせない」と思い込んでいる。
人手不足、良い人材がいないと良く聞きますが、このギャップ何でしょう?

日本企業の人材戦略の「志向」はどこを向いているのでしょうか?
開眼される日を待ちわびています。

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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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(1)企業・学校関係の皆さま向け

a) 平成29年3月22日(水)18:30~20:30(受付18:15~)
■公益財団法人川崎市産業振興財団主催 経営課題解決セミナー■

中小企業にだってできる『高度外国人財』の活用
~ 変革をおこせ!「外国人」だからといってビビるな! ~

を行います。無料ですので、是非ご参加ください。中小企業における
外国人留学生の活用事例をベースにお話をさせて頂く予定です。

b) 年4回開催しております【globalforce circle勉強会】は、
下記のスケジュールで開催する予定です。こちらもお待ちしています!

2017年5月18日(木) 14:00-16:00
2017年7月20日(木) 14:00-16:00
2017年11月16日(木) 14:00-16:00

場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)

http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html

(2)2017年ワークショップ型ジョブフェアROMA

2016年、二回開催しました外国人留学生を集めたワークショップROMA
(Recruiting Optimization Matching Academy)を、2017年も春、秋の
二回開催する予定です。(http://globalforce.link/?page_id=2853)

4/15(土) &  10/28(土)

多くの企業の皆さまのご参加頂きたいと存じますので、お問い合わせ
お待ちしております。良い人財を獲得したい企業の皆さまご検討下さい。

一流大学の粒ぞろいの優秀な留学生が集います!

(3)外国人留学生向け

【勉強会】声に出す日本語  ★無料★

外国人留学生の日本語力アップのために『声に出して読む日本語』の
勉強会を、来年も毎月行います。無料ですので留学生がいらっしゃいま
したら、是非参加させてあげて下さい。(^^)

【次回予定】2017年3月17日(火) 19:00 ~ 20:30
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-13-6
(横浜ファッションデザイン専門学校 2号館)
最寄駅:JR鶴見駅、京急鶴見駅

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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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日経ビジネスに日本の大学について特集が載っていました。国の予算がどんどん削られ、さらに少子化に伴い学生の数が減り、それを補うために、学生を「質」で取るより「量」で取る。

この記事がすべてだとは思いませんが、日本の教育が岐路に立たされているように感じます。

先日、横浜国大の方と話をしたのですが、クレジット業界とタイアップして卒業生が使った金額の1%を大学に還元する仕組みを導入したらどうでしょう?もちろん、そんなに簡単には行きませんが、まずは学びの場の土台を築き上げることから始めるのが良いのではと思います。

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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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■□    **** 異文化コミュニケーション研究所(R) ****
■□   ~ 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする ~
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
■□
■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
■□
■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
■□
■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。

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┘┘┘┘┘異文化コミュニケーション研究所(R) (iCCC)
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┘┘   Tel:045-307-8248(代) FAX:045-461-1577
┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)