お知らせ

日本の富は何処へ

日本は膨大な量の米国債を購入していますが、それって貯金のようなものでしょうか?

また、急激な為替変動を抑制するために為替介入をするなんてことを先進各国も行っていますが、そのためのお金ってどこから出て、誰が助かったのでしょう?

「バブルの死角」(2013年発行 集英社岩本早弓著)に書かれていたのですが、2001~2011年に日本は、58.6兆円ものドル買いを行い、買ったドルのほとんどが米国債の購入にあてられたと考えられているそうです。

米国債ってそんなに価値があるのでしょうか?

また、アメリカの目があるので売るに売れないのではないでしょうか?

国家は、お金を刷ることができ、将来から借金をすることができます。でも、国家は価値を生み出すことはできませんから、その歪は、遅かれ早かれ国民に襲ってくるのだと思うのですよね。

先の戦争で明らかなとおり、近代国家になってから、国民は命さえ国から求められれば投げ出すことを求められます。また失われた30年で、相対的に日本人の生活は下がっているのですから、「他人事」ではないことを意識することが重要ですよね。

政争しか行っていない人たちが国会には「うじょうじょ」います。

私たちは、私たちの未来を預けるリーダーを探し出し、推挙することが必要だと思います。

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

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