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日本企業がやりがちな「NGワード」

日本企業がやりがちな「NGワード」をお伝えしますね。

日本企業が『globalforce(高度外国人材)』と円滑に仕事をするうえで、
無意識のうちに使ってしまいがちな「NGワード」です。

何気なく発した言葉が、誤解やモチベーション低下を招くので注意しましょう。

NGワード① 「やっぱり日本語ができないと難しいね」
日本で働く以上、日本語スキルが求められることは多いですが、
この一言はglobalforceに「日本語が完璧でなければ評価されない」と
いうプレッシャーを与えます。

「日本語ができない=仕事ができない」ではないので、注意しましょう!

⇒GOOD「お互いの得意な言語を活かしてコミュニケーションを工夫しましょう!」

NGワード② 「郷に入れば郷に従え」
よく使う言葉ですが、日本企業の文化を尊重してほしい気持ちは分かりますが、
この言葉は「私たちに従え≒あなたの文化は考慮しない」という印象を与えて
しまいがちです。

異文化を受け入れ、柔軟な働き方を模索することが、ダイバーシティ推進の第一歩です。

⇒GOOD「お互いの文化を理解しながら、より良い働き方を見つけましょう!」

NGワード③ 「日本人はみんなこうするよ」
「暗黙の了解」や「察する文化」が根付いた日本では、共通認識と
して伝えているつもりでも、globalforceには伝わらないことが多いです。
「みんな」と言われても、外国人にとっては、なぜそうするのかが分からなければ
納得できないものです。

⇒GOOD「日本ではこのようにすることが多いですが、どう思いますか?」

NGワード④ 「空気を読んでほしい」
日本独特の「空気を読む」文化ですが、言葉にせず期待するのは無理があります。
globalforceは明確な指示を求める傾向があり、「言わなくても察して」が
ストレスにつながります。

⇒GOOD「◯◯の場面では、こうした方がスムーズになるかもしれません!」

まとめ
言葉ひとつで、globalforceとの信頼関係は大きく変わります。
何気ない一言が相手のモチベーションを下げてしまわないように、
文化の違いを意識したコミュニケーションを心がけたいですね!

島崎ふみひこ
異文化コミュニケーション研究所(R)
https://www.globalforce.link/
日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用