コラム

27.動機不明の応募《2021年》

優秀な人財でも、学んできたことが仕事に必要なスキルと関係ないものだと、企業とすれば採用を躊躇するものです。

最近は、エンジニア不足のため、入社後にプログラム教育を行った後に派遣社員として派遣するというビジネスを展開している会社もありますが、それはかなりレアなケースです。特にプログラミングスキルが求められるSEとなると、経験値ゼロの人を雇う可能性はかなり低くなるのは当然です。

それでも、採用に結び付いた人がケースがありました。

とある企業の取締役の方から伺ったお話です。

その採用された人は、SEの分野で仕事をしたいと考え、大学の専門と全く関係なかったコンピュータの専門学校に通い、とても熱意を持っていたそうです。でもやはり、学部と職種が違うということで一度は不採用になりかけたそうですが、その熱意と努力が取締役の目に留まり、最終的には採用されました。そして、今では目覚ましい成果を上げているそうです。

大切なことは、熱意と、それを実証する努力なのでしょうね。