コラム

globalforce.link通信 第0022号 [2016.2.25.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0022号)

2016.2.25.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・globalforce(高度外国人)に関連する人財活用のエッセンス、採用、教育 ・
・本音トーク、法令関連にいたるまで、さまざまな情報を発信します。  ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さま、お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

ダイバーシティ(多様性)が大切だということで、女性や障害者の雇用を促進する話しは多くあります。ところがもっとも多様性を持っているはずのglobalforce(高度外国人財)に対しての話は全く聞きません。

それどころかglobalforceの採用は検討していますか?と質問すると「成功事例はあるのか?」と聞かれる始末です。私たちからすると、求めていたのはダイバーシティだったのでは?と思うのですが、日本人はまだ『外国人恐怖症候群』から抜け切れていないのかもしれません。

ダイバーシティは、企業活動に「新たな鼓動」を起すものです。赤ちゃんの心臓の鼓動のように小さいですが、生命力に満ち溢れている音がそこにはあります。

———————————————————————-
■トピックス■
1.今週のフォーカス「採用を見直す」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
———————————————————————-
┏━┓
┃1┃今週のフォーカス「採用を見直す」
┗━┛

経団連の方針に従い、新卒採用が『解禁』されると、一斉に漁に出かけるのが年中行事となっている日本では、誰もがそのことに対して疑問を持ちません。一概に悪いことだとは思いませんが、盲目的に従うのではなく「それで良いのか?」と考えてみること必要だと思います。

「なぜそれをするの?」→「皆がそうしているから」という、日本式な「右へならえ」をしていませんか?

ぜひ一度、『採用』に関してすべてを見直して下さい。
企業説明会、内定、一括採用、内定式、4月入社、等々。すべてのステップを書き出し、それぞれの『意味』を書く。そして、それぞれを「違ったやり方」「違った時期」で行った場合のメリットとデメリットを書き出してみる。

すると、「あれ?これって、もしかして…。」と気づくこと出てくると思います。

たとえて言えば、お盆休みを1週間ずらしてみると、観光地は空いているし旅費やホテル代が安くなることを私たちは知っています。皆で一斉に休みを取るから混雑し、高額な旅費を払うことになるのですから。

それから貴社にとっての「優秀な人財」の定義もしてみて下さい。
優秀な大学を卒業していて、前向き、明るく、コミュニケーション力があり、どんな苦難にも打ち勝つような強い意志と、柔軟な発想ができる人…的な人を求めていませんか?

多くの会社では理想と現実のギャップに諦めて、結局「数合わせ」になっています。それに、そんな人財を貴社のどの部門が求めているのでしょう?

最大公約数的な人財も必要でしょうが、人は環境によって変わる生き物です。どんなに旬のイキイキした人でも、結果的に「ぬかみそ」の中に漬けてしまい、みんな『糠漬け』にしてしまうのが、日本の大企業の傾向です。

もっと「現場オリエンテッド」の考え方にしていく必要があります。そして、求める人財のイメージをしっかり持って下さい。それが難しいなら、逆にNGの要素を現場からしっかり入手しておくことをお勧めします。

これは、日本人だけの話ではありません。globalforceが活躍している会社は、そういうごく当たり前のことがきちんとできている会社なのです。
┏━┓
┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
┗━┛

次回の勉強会は、
日時:2016年3月17日(木) 14:00-16:00
場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)

http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html

となります。

タイトル:『Buddy Careの極意 ~globalforceを定着させる方法~ 』
をお話ししたいと考えています。

実は、さまざまな企業で多様性を求めて外国人を採用したが、どうも彼らは直ぐに辞めるという『お小言』を聴きます。それを解決するために作りました当研究所の”Buddy Care Program” (Buddyとは相棒)のエッセンスを皆様にご紹介致します。

多くの企業の方々の、ご応募お待ちしております。(^^)
┏━┓
┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
┗━┛

この4月に、globalforce(高度外国人財)予備群の、外国人留学たちを集めて行う『ワークショップROMA』(https://globalforce.careers/event/)を行います。

今年に入ってから各大学等へ、数千枚のチラシとポスターを配布しましたが、タイミングが微妙でした。そうです冬休みに入っている留学生が多かった!

ところが、それが面白い結果に結びつきました。

日本に来ている6割以上が中国人留学生ですが、ROMAへ参加を希望する学生のほとんどが、中国人以外となっています。もちろん、まだ変動する可能性はありますが、多様性を求める企業にとっては、楽しみな出会いがあるのではないかと密かに期待しております。

日本企業の皆さまのROMAへの参加お待ちしております。(http://globalforce.link/?page_id=1547)

詳しくはお問い合わせください。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

————————————————————
いつもありがとうございます。
————————————————————

───────────────────────────
┘┘┘┘┘異文化コミュニケーション研究所(R) (iCCC)
┘┘┘┘ http://www.globalforce.link
┘┘┘  横浜市神奈川区青木町3-15 SSビル201号室
┘┘   Tel:045-307-8248(代) FAX:045-461-1577
┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
───────────────────────────
(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)