globalforce.link通信

globalforce.link通信 第0034号 [2016.5.27.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0034号)

2016.5.27.

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・globalforce(高度外国人)に関連する人財活用のエッセンス、採用、教育 ・
・本音トーク、法令関連にいたるまで、さまざまな情報を発信します。  ・
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お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

庭にラベンダーの花が植わっています。ここのところ、すくすくと成長して
段々巨大化しています。(^^;)

ラベンダーは葉に香りがあるので、指でこすると、あの心地よい香りが指に
付き、朝は元気を、夜は安らぎをくれます。

さらに、その周りに最近ほとんど見なくなった蜂や、チョウチョウが飛んで
いる様子を見ると、幸せな気持ちになります。

小さくても自然は、私たちを幸せにしてくれるものですね。(^^)

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■トピックス■
1.今週のフォーカス「異文化コミュニケーションと心」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「異文化コミュニケーションと心」
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私たちは、ペットの様子を見て彼らに「心」を感じます。それは、彼らに
心があると私たちが『感じる』にすぎないのかもしれません。

能面は、一つの面で笑っているようにも、怒っているようにも見えます。
それは見る角度からの錯覚なのかもしれませんし、私たちが能楽師の所作から
そう『感じる』にすぎないのかもしれません。

心とは、他者との関係性の中で「感じられる」もの。
心は、見る者の想像の中にある。
【アンドロイドは人間になれるか】石黒浩著

人は子供の頃からさまざまな場面で、多くの人と接しながら、振る舞い方を
学び、社会性を身に着けていきます。日本で育った子供は、日本人の所作を覚
えていく。もちろん、アメリカで育てばアメリカ人の所作を、中国で育てば
中国人の所作を覚える。

それと同時に、私たちはその振る舞いから、相手の心を『感じる』経験を積
みます。だから、心が通じ合えるとお互いに『感じる』。

私たち日本人は、外国の文化の所作を知りません。つまり、外国の人の心を
感じるノウハウを持ち合わせていない。

同じ日本人でも、相手のちょっとした「しぐさ」を誤解することがあります。
ましてや相手が外国人の場合は、私たちに『感じる』経験が全くないため、
『解析不可能』となり、困惑したり、誤解したりしてしてしまう。結果、できれ
ば距離を置きたいと思うわけです。

一緒に仕事をする相手が「外国人」だなんて、想像するだけで日本人は
「フリーズ」してしまいます。これでは、感じるための経験など積めるはずが
ありません。

『心は、見る者の想像の中にある。』とするのなら、相手の心を思い込みで
悪く想像しないことが重要です。そして、相手の心を感じるための経験を少し
ずつ積み上げていくことです。すると、正しく感じられるようになっていくの
だと思います。文化が違うだけで、同じ人間なのですから、そう大きな問題に
はなりません。

本当のグローバルな社会へ、少しずつ歩んで行きましょう!
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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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次回のは勉強会をご案内します。

2016年7月14日(木) 14:00-16:00

場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)

http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html

です。勉強会の内容は、現在熟慮中ですので、しばらくお待ちください。

お持ちの手帳と、カレンダーに記載頂ければ幸いです。
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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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多くの企業を訪問すると、採用を「数」で測っているように感じます。

もちろん、面接をして選考をするのですから、一人一人チェックをしているの
で、単なる数とは言いませんが、「○○のために、□□さんを採用したい!」
といった意識までは感じられない。

○○の部分も、会社の何のためなのか、はっきりしていないですし、
□□の部分など、「優秀な人」というレベルで、個人名のイメージが薄い。

だいたい「優秀な人」というのは、仕事の中身によって異なります。
漁師さんにとってと、研究開発者にとってと、営業職にとっては、「優秀な人」
とは、全く異なった資質の人になるはずです。

もっと、一人、一人の個性を配慮して選考するべきですし、さらに言えば、
させる仕事の目的、ベクトルを明確に示すことが重要なのだと感じます。

採用された人財は、その目的とベクトルに向かって突き進み、それを達成させ
ることが仕事となるのですから…。
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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、
セミナー等にご参加頂いた方々等、ご縁を頂いた方々にお送り
致しております。

いつもありがとうございます。
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┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)