globalforce.link通信

globalforce.link通信 第0125号「喉元過ぎれば」

お元気様でございます。(^^)異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

この5月は、リクルートイベントneoGetTogetherを開催する予定でしたが、コロナ禍の影響で、残念ですが延期することに致しました。人類の試練ですよね。でも、海外ではワクチンの接種で感染が抑えられてきているというGood Newsもあるようです。
「マスクを付けなくてもよい世界」を楽しみに待ちたいですよね!

 TOPICS 

1.今週のフォーカス「喉元過ぎれば」
2.セミナー・イベント等のご案内   
3.摩訶珍(まかちん)編集後記 

今週のフォーカス

喉元過ぎれば

私たちの記憶や、注意力は、時間には勝てないのかもしれません。どんなにショックな出来事でも、時と共にその苦しみが薄れてくるというのは、神様のくれた「自然治癒力」とも言えるでしょう。

ただ為政者は、それを利用して「暫く身を隠して、嵐の去るのを待つ」的なことをしたりするものです。政治家さんが「入院」するのは、まさにその忍術ですよね。スキャンダルは今までいろいろありましたが、当時は「怒り心頭」であっても、皆さん覚えていないのではないですか?

人間なんて、そんなものです。

でも重要なことは、繰り返してでも「思い出す」ことが肝要です。

たとえば、防災。もう10年経ちますが、3.11で私たちは当時、様々な防災対策を行いましたが、その非常食、賞味期限切れになっていませんか?ヘルメット、どこにあるか覚えていますか?

さらに、我が日本国についても、忘れてはいけないことは「少子高齢化問題」です。

田中角栄氏が「日本列島改造論」を書いた1970年代前半は、人口が増え、日本のGNPもどんどん拡大していた時代だったため、国債を発行して国が借金をしても、十分に返済能力があり、またインフラが整うことで、より経済成長を促すという好循環が可能でしたが、今は全く事情が違います。

借金はどんどん増え続け、それを返す人も減り、年寄ばかりが増え、さらに経済成長もほぼないのが、今の日本です。いずれどこかで、何かが起こることでしょう。

「少子高齢化問題」は、企業にとっても、人財の枯渇という大きな課題を意味しています。これは、明らかに、将来、必ずやってきます。確かに、今すぐに致命傷にはならないことも事実です。しかし、準備をしないことは、まるで津波がやってくることを知っていながら、避難しないようなものです。水がやってきたのを確認してから避難しても、間に合いません。あっという間に飲み込まれてしまいます。

今は、技能実習生という名目で外国人を入国させ、人手を補うだけの「レベル」の人たちでその場を凌いでいますが、この国の企業が、グローバルな事業環境で生き残るためには、そんな多様性が求められる環境でも活躍できる人財を国内からだけでなく、海外からも獲得していくことが、絶対的に必要になります。

これは内臓の移植のようなもので、自分の身体の一部として順調に活動するまでには、それなりの「時間」と「リハビリ」が必要なだけでなく、「拒否反応」が起こることも忘れてはなりません。それだけ、言語や文化の違う異文化の人財を活用するためには準備が必要だということを忘れないでほしいと思います。

そのために、今からしなくてはならないことが、弊社が日本企業の皆様方にお勧めしている、日本で学んだ優秀な留学生の活用です。直接海外から呼んでくるのと違い、さまざまな面でメリットがあり、リスクも低いからです。

今は必要ない。

たしかにそうかもしれません。でも、足元に水が近づいたら、もう津波は直ぐやってきてしまうことを、もう一度忘れずにご準備をして頂きたいと切に思うのです。

1. Zoom! 第11回 neoGET TOGETHER 《Online Recruitment Event》

最高のグローバル人財と出会える
neoGET TOGETHERは、 高度外国人財の採用・活用のスペシャリスト
『異文化コミュニケーション研究所』が主催するリクルート・イベントです。
国から奨学金をもらっているような優秀な外国人留学生たちが集います。

neoGET TOGETHER


日時 : 2021年 10月 20日(水)開催予定

14:00 – 16:00 


通常は実際にお会いして頂くイベントですが、
コロナ禍のためZoomでリモート開催です。

コロナ撲滅キャンペーン「無料」!
ZOOMイベント 5社限定
お申込みはお早めに

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<2月25日のneoGetTogetherに応募した学生(一部)>

■ ロシア [N2] 東京工業大学大学院 修士課程  経済学/マーケティング

ロシアにおけるトップ研究機関の一つである「サンクトペテルブルク工科大学」を卒業。東京工業大学ではマーケティングを専攻。文部科学省からの奨学金取得。中国でアリババ、日本ではユニクロでの就労経験あり。3D作成会社の制作進行プロジェクトマネージャーとして活躍。日本語能力が非常に高く、​コミュニケーション力もある。英語力も高い。

■中国 [N1] 名古屋工業大学大学院 修士課程  工学研究科 生命・応用化学

中国出身、名古屋工業大学で素材開発(主に、リチウム・イオン電池)を行う。中国で大学院に通いながら N1を取得。名古屋工業大学大学院から奨学金獲得(生命応用科学、化学電池材料)ダブルディグリー。Vasp,Python,Linuxを活用し研究を行う。研究・技術職希望、科学全般に興味あり。日本的なチームワーク​のある職場で働きたい。

■タイ [N3] 横浜国立大学大学院 修士課程  YCCS教育人間学部

アメリカの高校を卒業、タイの大学を卒業後、4年間横浜国立大学でマーケティング等を学ぶ。横浜国立大学と日本学生支援機構(JASSO)からの奨学金取得。デジタルイラスト・グラフィック・デザインが得意。言語の習得することが得意で韓国語も勉強中。目標は努力家の父(タイで弁護士)。日本語能力も高く、コミュニケーション力もある。

■中国 [N2] 東京工業大学大学院  環境・社会理工学院

北京師範大学を卒業後、東京工業大学大学院で環境保護について学ぶ。気候変動による霞ヶ浦の水質調査研究を行う。(中国の大学では土壌について研究) 日本学生支援機構(JASSO)からの奨学金取得。世の中に貢献したいと考える。日本語はN2レベル、英語が得意。趣味、ドラム。日本の環境は素晴らしい、日本で暮らしたい。真面目で努力家。

■スリランカ [N5] 東京工業大学大学院 博士課程  環境・社会理工学院

東京工業大学の大学院を2020年9月卒業。環境工学の博士。文部科学省・スリランカ政府から、奨学金取得。耐震構造について研究。日本で学んだ技術で世界に貢献したい。日本語能力検定、未取得(これから重点的に勉強する予定)

他に下記の留学生たちが参加してくれました。

マリ [N2] 横浜国立大学  国際社会科学府 研究生
インド [N4] 東京大学大学院 博士課程  土木工学部地震研究所
パキスタン [N5] 東京工業大学大学院 修士課程  地球環境共創コース
インド [N5] インド工科大学大学院 修士課程  材料科学・冶金工学
中国 [N2] 東京工業大学 大学院修士課程 機械工学院

次回はどんな学生たちが集まるのか楽しみです!!
「会って話してみたい」と思われる留学生がいましたら、ご連絡下さい。

学生たちも喜びます。(^^)

★ 就職活動中です。ご興味のある留学生がいましたらご連絡下さい!★

GetTogether 詳しくはこちら

■ 新スタイルの 《neoGET TOGETHER》
パーティー形式のneoGet Togetherは、企業からも留学生からも大好評のリクルートイベントです。当研究所が選りすぐった優秀な留学生だけを集め、今まで多く留学生と企業との『出会い』を生んできました。リラックスした雰囲気でゆっくりとコミュニケーションを取ることができ、またワークショップで人柄や能力を見ることができると、参加企業の皆さまから大変喜ばれております。

 今回は新型コロナウィルスの感染予防のため、会場を『オンライン』にしました。新しいスタイルのneoGet Togetherです。Zoomを使ったコミュニケーションはリアルよりも相手の表情をつぶさに見ることができるため、新たなリクルート・イベントとして定着する可能性を秘めています。世界中のどこからでも参加できるメリットは、国内外の優秀な学生たちとの出会いを増やすことさえできます。さあ、新たなチャレンジへ!

■ 特徴
1.選りすぐりの留学生ばかり。じっくりコミュニケーションが取るため20名程。日本語が堪能な留学生も多数います。

2.世界中どこからでも参加可能なZoom。コロナのため帰国できない留学生にも参加予定です。

3.全員・少数・一対一で留学生とコミュニケーションが取れるように当研究所がアシスト致します。

4.「オンライン・ワークショップ」を実施します。学生たちの性格やコミュニケーション力をリアルに確認出来ます。

■ 新スタイルのneoGET TOGETHER
今まで多く留学生と企業との『出会い』を生んできたneoGet Togetherですが、今回は新型コロナウィルスの感染予防のため、世界中どこからでも参加できるZoomで行うことに致しました。リアルよりもよく相手の表情を見ることができるので、新たなリクルート・イベントとして定着するのでは?と楽しみにしています。

■ 出身大学
[東京大学][東京大学大学院][京都大学][一橋大学][慶應義塾大学][東京工業大学][早稲田大学][横浜国立大学][電気通信大学][学習院大学][千葉大学][埼玉大学][埼玉大学大学院][新潟大学][明治学院大学][明治大学][上智大学][青山学院大学][国際基督教大学][東京外国語大学][東京国際大学][横浜桐蔭大学][駒沢大学][芝浦工業大学][九州大学]  (前回までの出身大学抜粋)

■ 実績
現在日本で働いている元留学生たちの一部をご紹介いたします。
https://www.globalforce.link/recruitment

■ 留学生紹介

当研究所に登録している学生たちをご紹介いたします。
https://www.globalforce.link/blog/categories/students

先着順。お申込みは今すぐ!

2. Zoom!セミナー 

~ 高度外国人財の活用 ~

第24回 《globalforce circleオンライン・セミナー》 

高度外国人財の採用・活用について一緒に学びましょう!

日時 : 2021年6月24日(木)  14:00 – 16:00
『木曜日は相談の日』から
~ 困った、困った、困ったへのアドバイス ~
高度外国人財の採用・活用について一緒に学びましょう!

 コロナ撲滅キャンペーン
Zoomセミナー「無料」

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異文化コミュニケーション研究所®では、2020年6月から『木曜日は相談の日』と銘打って、毎週木曜日、外国人従業員に関連する、企業さまの個別相談を行っております。

開始してから一年が過ぎ、さまざまご相談がございました。その中から、皆さまにも

起こるかもしれない事例と、お役に立つ対策案をいくつかピックアップして、ご紹介致します。

少子高齢化・人材確保、ダイバーシティ対応、グローバル化対策等々が、現在はコロナ禍の陰に隠れていますが、問題が消滅した訳ではありません。「高度外国人財」と歩む選択肢は、そのすべてを解決できる鍵となります。

『転ばぬ先の杖』です。一緒に学びましょう!

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■レジュメ(予定)

1. 日本企業のすべき事前準備 (「異質」への抗体を作るためには)

2. 個別相談事例・皆さんならどうしますか?
(様々な事例に潜む、問題の本質を理解し、アドバイスをお伝えします)

3. 異文化対応力チェック(チェックシートに基づく、要点の確認)

4. フリーディスカッション (皆様の会社の、困ったをどうぞ…)

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毎回、外国人従業員に関する様々な話題について企業の皆さまとご一緒に学ぶ《globalforce circleオンライン・セミナー》は、参加型セミナーとなっております。Zoom開催ですが、企業さま相互にコミュニケーションして頂くワークショップも実施致します。

会場で行う通常のセミナー同様に楽しんで頂ける企画となっておりますので、是非ご参加ください。

お申し込みは今すぐ!

globalforce(高度外国人財)の手引き

ほぼ毎日note.com』に様々な情報をアップしています。『考えに耽るカエル』が目印です。
皆さまに、面白い話や、役に立つ話、そして考えて頂きたい話を発信しておりますので、短い文章ばかりですので、是非ご覧になって下さい。

2021.2.17.~2021.3.15.
富の再分配
OJTという名の放置
ソリューション大国
罠(わな)
根本的な欲求
欲求不満
愚問
値札
三文判と実印
何をやっても駄目

編集後記

昨年の第一回目の「緊急事態宣言」発令時、暇があったので、家中の掃除を一生懸命やりました。雑巾を絞っていたら右肘が痛くなり、医者からは「テニス肘」との診断を受けました。今年になって今度は、痛いだけでなく手が痺れてきたので、再度診察を受けると、なんと首からきているとのこと…。

気圧が低くなると、腕の痺れだけでなく、首の具合も悪くなってしまい、少々難儀しております。ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ!加齢なのでしょうかね~~?気持ち的には、まだ40代なのですが…。(笑)

皆さま、お体を大切に!

■ 異文化コミュニケーション研究所(R)からのメッセージ

 企業の生き残り・革新のために『人財の多様性』は不可欠です。わたしたちは白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本にはたくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用することで「新たな価値の創造」につなげることができます。

 企業にとって”globalforce“は貴重な人財です。しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことでもあります、一筋縄ではいかない。障害物競走のようにいくつもハードルを超えて進まなけばなりません。でも安心してください。当研究所が、企業の”globalforce“の採用・活用のチャレンジをサポートします。

■□発行済のグローバルフォース・ドット・リンク通信は《こちら》でご覧になれます□■

※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、セミナー等にご参加頂いた方、ご縁を頂いた方にお送り致しております。