globalforce.link通信 第0131号「先輩から教わること、新人から教わること」
お元気様でございます。(^^)異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。
ときどき「空回り」する外国人がいます。ずっと学校で優秀だったため、自分が一番で、英語も話せない老齢の日本人を愚かな存在だと思っています。しかし、会社は一人では何もできないものです。どんなに頑張っても周りから協力を得られなければ、結果的に何もできず、虚しい最後となります。
ダイバーシティには、さまざまな多様性があることを、日本人も外国人も知る必要があります。空回りしがちな外国人に教えなくてはいけないことを、私たち日本人は知っています。そして、グローバル化に躓いている日本人にどうしたら良いかを、外国人は知っていたりします。
両者が力を合わせることができれば、きっとスゴイことが起こるに違いありません。
~ TOPICS ~
1.今週のフォーカス「先輩から教わること、新人から教わること」
2.セミナー・イベント等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
今週のフォーカス
先輩から教わること、新人から教わること
囲碁を習い始めて、一年が経ちました。
ご高齢の諸先輩方にお手合わせを頂くと、丁寧に私の「手」の問題点を指摘して頂けます。そうやってアドバイスを貰ってさえも「ボロ負け」する自分が情けないのですが、頭脳や経験、知識の面で劣っているのでしょう。
「どうやったら強くなるのでしょう?」と質問をしたところ、「座学だけではなく、たくさん対局をして実践から学んでいくのが一番良い」と話してくれました。
IT技術の進歩は、若い人達にベネフィットがあり、年配者は若い人から使い方を学ぶという現象を起こしているため、年配者は「愚かな人」のような印象を、若い人は持ちがちです。また、同様に英語を使える人は、使えない人を「劣っている」かのような錯覚を持ったりしてしまいます。
でも私たちは若い人たちに対して、世の中は若い人・経験の少ない人には分からない、もっと「大きく深い世界」があるということを教えなくてはなりません。座学はあくまで、実社会の「断片」を教えるだけです。年長者が常にリーダーである必要はありませんが、少なくとも経験に基づく「智慧」を取り込んでいかなければ、失敗してしまう可能性が高くなります。
優秀でも、日本企業で「空回りする外国人」は、日本企業の持つ底力を低く評価している傾向があります。本当のグローバル化を理解していないにも拘わらず、「だから日本企業はグローバル化しないんだ!」とストレスをぶつけたりしてしまう。
これから、日本企業の進むべきダイバーシティは、日本人・外国人の視点だけでなく、未経験者・智慧者の視点を持って、お互いに謙虚な気持ちで学び合うということが重要になっていきます。
強くなるには道場が必要です。道場は、「道」を究める「場」です。年配者は奢ることなく、若輩者を見下すことをせず、未経験者は座学の知識に溺れることなく、共に「道」を究めていくことです。
1. Zoom! 第11回 neoGET TOGETHER 《Online Recruitment Event》
最高のグローバル人財と出会える
neoGET TOGETHERは、 高度外国人財の採用・活用のスペシャリスト
『異文化コミュニケーション研究所』が主催するリクルート・イベントです。
国から奨学金をもらっているような優秀な外国人留学生たちが集います。
日時 : 当面延期
やっとコロナ禍も終焉に近づいているのでしょうか?緊急事態宣言も解除され街中には活気が戻ってきたような気がしますが、まだまだ海外とのやり取りには高いハードルがあるようです。
約2年間に及んだコロナ禍の影響で、来日する優秀な外国人留学生が激減してしまいました。またコミュニケーションが取れたキャンパスに、学生たちはほとんど戻ってきていません。そのため留学生たちを集めたリクルートイベントを開催することが困難になってしまいました。
コロナが終焉するまで、今しばらくお待ちください。
★イベントはできませんが、個別にはご紹介可能です。★
★お問い合わせお待ちしております。★
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<2月25日のneoGetTogetherに応募した学生(一部)>
■ チュニジア [N4] 東京大学大学院修士課程 工学院経営工学
現地の大学にて優秀な成績を修め来日しました。大学院では経営工学を専攻しており、フランスの航空産業の会社にてインターンシップの経験が あります。日本語は勉強中ですが、英語・フランス語・アラビア語を流暢に使うことができます。運用管理・リスク管理を得意としており、BigDataのスキルもあります。
■インド [N2] 横浜国立大学大学院博士課程 都市イノベーション学府
インド工科大学を卒業後、横浜国立大学では地盤環境工学を専攻し多相流体のモデル化を研究しています。JICA奨学金を取得しており、奨学生として京都大学でのインターンショップを経験しました。コンピューター・プログラミングの豊富なスキルがあり、ボランティア活動の経験もあります。勤勉で向上心にあふれる人物です。
■ スリランカ [N5] 東京工業大学 大学院博士課程 環境・社会理工学学院
東京工業大学の大学院を2020年9月卒業。環境工学の博士。地震研究が進んでいる日本で勉強するため来日し、大学院では耐震構造について研究しました。文部科学省・スリランカ政府から、奨学金取得。日本で学んだ技術で世界に貢献したいと願う真面目な人物です。日本語はこれから重点的に勉強する予定です。
他に下記の留学生たちが参加してくれました。
■イギリス [N3] 早稲田大学 大学院博士課程 理工学部/物理
■エチオピア [N2] 上智大学 大学院修士課程 地球環境学研究科
■メキシコ [N2] 東京工業大学 大学院修士課程 理学院地球惑星科学
■中国 [N2] 東京工業大学 大学院修士課程 物質理工学院応用化学系
■中国 [N2] 東京工業大学 大学院修士課程 工学院機械系
次回はどんな学生たちが集まるのか楽しみです!!
「会って話してみたい」と思われる留学生がいましたら、ご連絡下さい。
学生たちも喜びます。(^^)
★ 就職活動中です。ご興味のある留学生がいましたらご連絡下さい!★
■ 新スタイルの 《neoGET TOGETHER》
パーティー形式のneoGet Togetherは、企業からも留学生からも大好評のリクルートイベントです。当研究所が選りすぐった優秀な留学生だけを集め、今まで多く留学生と企業との『出会い』を生んできました。リラックスした雰囲気でゆっくりとコミュニケーションを取ることができ、またワークショップで人柄や能力を見ることができると、参加企業の皆さまから大変喜ばれております。
今回は新型コロナウィルスの感染予防のため、会場を『オンライン』にしました。新しいスタイルのneoGet Togetherです。Zoomを使ったコミュニケーションはリアルよりも相手の表情をつぶさに見ることができるため、新たなリクルート・イベントとして定着する可能性を秘めています。世界中のどこからでも参加できるメリットは、国内外の優秀な学生たちとの出会いを増やすことさえできます。さあ、新たなチャレンジへ!
■ 特徴
1.選りすぐりの留学生ばかり。じっくりコミュニケーションが取るため20名程。日本語が堪能な留学生も多数います。
2.世界中どこからでも参加可能なZoom。コロナのため帰国できない留学生にも参加予定です。
3.全員・少数・一対一で留学生とコミュニケーションが取れるように当研究所がアシスト致します。
4.「オンライン・ワークショップ」を実施します。学生たちの性格やコミュニケーション力をリアルに確認出来ます。
■ 新スタイルのneoGET TOGETHER
今まで多く留学生と企業との『出会い』を生んできたneoGet Togetherですが、今回は新型コロナウィルスの感染予防のため、世界中どこからでも参加できるZoomで行うことに致しました。リアルよりもよく相手の表情を見ることができるので、新たなリクルート・イベントとして定着するのでは?と楽しみにしています。
■ 出身大学
[東京大学][東京大学大学院][京都大学][一橋大学][慶應義塾大学][東京工業大学][早稲田大学][横浜国立大学][電気通信大学][学習院大学][千葉大学][埼玉大学][埼玉大学大学院][新潟大学][明治学院大学][明治大学][上智大学][青山学院大学][国際基督教大学][東京外国語大学][東京国際大学][横浜桐蔭大学][駒沢大学][芝浦工業大学][九州大学] (前回までの出身大学抜粋)
■ 実績
現在日本で働いている元留学生たちの一部をご紹介いたします。
https://www.globalforce.link/recruitment
■ 留学生紹介
当研究所に登録している学生たちをご紹介いたします。
https://www.globalforce.link/blog/categories/students
2. Zoom!セミナー
第26回 《globalforce circleオンライン・セミナー》
高度外国人財の活用に必要なこと
~ ポスト・コロナで本格化する外国人採用にあたって ~
日時 : 2021年 12月 2日 (木)
14:00 - 15:30
コロナ撲滅キャンペーン
Zoomセミナー「無料」
~高度外国人財に関する課題を一緒に解決しましょう~
何の準備もせずに、突然高度外国人財を採用しても、期待通りにはならないものです。
畑に似ています。美味しい野菜を収穫する際に必要なこと。
良く耕され、適度な養分が土にあり、お日様が照って、ときどき適度な雨が降り、風が通り抜ける場所であること。日々の手入れで、雑草を抜き、害虫を除去し、適度に剪定をし、倒れたり折れたりしないように棒で補強する。
今回の勉強会では、今まで学んだことの復習も兼ねて、日本企業が高度外国人を活用するに当たり、すべきことのポイントを掴んで頂きたいと思っています。
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■ レジュメ(予定)
1.日本企業におけるジョブ型雇用
2.外国人の目から納得できる人事評価
3.プロフェッショナル人財が生きる組織
4.外国人を部下にもつためのリーダーシップ
5.外国人との議論のまとめ方
globalforce(高度外国人財)の手引き
『ほぼ毎日note.com』に様々な情報をアップしています。『考えに耽るカエル』が目印です。
皆さまに、面白い話や、役に立つ話、そして考えて頂きたい話を発信しておりますので、短い文章ばかりですので、是非ご覧になって下さい。
スミマセン、あまりの忙しさに10月12日以降、更新がされていません。
来週から再度スタートしますので、少々お待ちください。
編集後記
コロナ禍になってから、全く本屋さんに足を運ばなくなったのですが、緊急事態宣言が解除になって久々に言ってみると、な、なんと、あの《巨人の星》のDVD BOOKが売っているではありませんか!!早速、手に入る8本を購入しました。
182話もあったのですね。毎朝一話づつ見ているのですが、全部を見るのに半年は掛るのですね、すごいものです。
子供だった私にとっては、星飛雄馬の生き方は、自分の人生の手本でした。たしか最終回だったかと思いますが、その中で飛雄馬が、自分も坂本龍馬のように「たとえドブの中でも前のめりで死にたい」と話していたのが、今でも強烈に印象に残っています。当時は、坂本龍馬って誰?って感じでしたけど….。(笑)
『思い込んだら、試練の道を….』
根性なんて言葉は、今の時代には合わないような気もしますが、どんなことがあってもめげずに、一生懸命な生き方をしていきたいと今でも胸に秘めています。
■ 異文化コミュニケーション研究所(R)からのメッセージ
企業の生き残り・革新のために『人財の多様性』は不可欠です。わたしたちは白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本にはたくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用することで「新たな価値の創造」につなげることができます。
企業にとって”globalforce“は貴重な人財です。しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことでもあります、一筋縄ではいかない。障害物競走のようにいくつもハードルを超えて進まなけばなりません。でも安心してください。当研究所が、企業の”globalforce“の採用・活用のチャレンジをサポートします。
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