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グローバル・エリートの時代

10年程前に出版された本「グローバル・エリートの時代」(講談社)に、日本はこれから『グローバル採用』が増えていく、企業はその対応を迫られると書かれていました。

まさにその通り!と「ガッテン!」をしたいところですが、10年が過ぎて、現状を見てみると、未だにして優秀な外国人留学生の多くが、日本企業に採用されず、帰国しています。

不思議でなりません。日本は貿易で成り立ってきた国であると教わって来ましたが、未だにして江戸時代の出島経由でバテレンたちと交易をしているかのようです。

能力に国境はありません。言葉の問題も、やり方次第です。

遅かれ早かれその「とき」は来ることでしょう。この本で紹介されている「グローバル組織」に求められるスキルをご紹介しておきます。

天変地異の準備です。

・感受性を高める

 文化的背景や価値観の違いを感じ取る力

・理解力を高める

 異なる価値観や行動に対しての理解力

・柔軟性を高める

 多様性を受け入れると同時に、やり方を変えていく力

・オーナーシップ意識を高める

 異質な環境で自分が主体的に貢献できるようになる力

・ゼロベースの構築力

 トップダウンで、ゼロから作るトップのリーダーシップ

・粘り強さを持つ

 めげずに、しつこくコミュニケーションし続ける力

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

https://www.globalforce.link

日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用