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ジェンダー

最近「ジェンダー」という言葉を良く聴きます。

ネットで調べたところ『社会的意味合いから見た、男女の性区別』とありました。

これは単なる「男女平等」とは異なりますよね。たとえば「男女平等」の場合、イギリス紳士のようなレディーファーストや、女性を労わるのが男性の役目…的に考えるは、ある意味「不平等」です。

でも、なんかこれってかなり殺伐とした世界ですよね。

そう考えると「ジェンダー」的な考えの方がより正しいと感じます。

性区別対応というと、どうしても男性に努力を求める意味合いのように感じるのですが、男性は男性で、一生懸命女性を大切にしているつもりです。そのため、女性がどのような不満を持っているのか、正直、多くの男性は分からないのではないかと思います。

男性も女性も、結局、お互いに分からない。

だから、分かり合うように努力をしなくてはいけないのでしょうね。

「社会的意味合い」において、という言葉はとても意味のある言葉です。

これは男性は女性に対して、同等の権利を与えるということになるでしょうが、同時に女性は男性に対しても社会的な責任を負うことを理解してもらう必要があると考えます。

お互いに努力が必要です。

さて、男性は男性の身体、女性は女性の身体をしています。

ある本によると、たとえば、白眼の面積は、男性より女性の方が大きいそうです。

元々、人間の眼は、他の霊長類と違って白眼の部分が多いそうですが、その中でも女性の方がさらに大きいことに成ります。

その理由は、白眼の部分が多い方が表情が豊かになる上、相手の動く方向を読み取ることで、多彩な情報(信号)を受け取れるからだそうです。女性にとって近距離でのコミュニケーションがとても重要だからで、さらに視野も女性の方が広い。

また触覚や圧力に関しても、女性の皮膚は男性より10倍は敏感で、味覚や嗅覚も女性の方が優れている。

上記のように、女性はより密なコミュニケーション(言葉も触れ合うことも)を求める傾向が強く、男性の三倍も女性はコミュニケーション活動をしているというデータもあるそうです。

改めて考えてみると、男性に求められていることはコミュニケーション力なのだろうという気がします。では女性に求められることは…?どなたか、ご存知の方教えて下さい。

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

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