コラム

globalforce.link通信 第0020号 [2016.2.10.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0020号)

2016.2.10.

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・globalforce(高度外国人)に関連する人財活用のエッセンス、採用、教育 ・
・本音トーク、法令関連にいたるまで、さまざまな情報を発信します。  ・
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皆さま、お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

最近、多くの方々に本当にお世話になっていると感じます。
貴重なお時間を使ってお話を聞いて頂けるだけでなく、親身になってアドバイスや支援を頂けることに心より感謝します。そんな方々に対して、私もド真剣に誠意を持って接していかなくては失礼にあたると考えております。

いつかご恩を返せるよう、誠心誠意進みたいと思います。ありがとうございます。

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■トピックス■
1.今週のフォーカス「町工場(まちこうば)」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「町工場(まちこうば)」
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東京都大田区にある『町工場』が「ここ30年間でピーク時の4割を切った」とニュースにありました。また、『工員』と呼ばれる単純労働者の人手不足も深刻だそうです。

日本人の「ものづくり」に対する姿勢や思いは、『もったいない』や、すべてのものに神様が宿る『八百万神(やおよろずのかみ)』の信仰に基づいた、とても誇れる文化だと思います。それが先細りになっていることに、とても寂しさを感じます。

今残っている『町工場』は、時代の流れの中で必死になって生き残りをはかっているのだと思います。

「お前のような部外者に何が分かる!」とお叱りを受けるのを承知の上で、あえて未来への可能性を模索したいと思います。

良質のシルクを作った日本は、フランスのスカーフ業界をボロボロにしました。デジタル時計で世界を席巻した日本は、スイスの時計業界をボロボロにしました。安価な合成皮革の登場で、革製品で有名なイタリアの皮革業界はボロボロになりました。燃費が良く故障が少ない日本車のために、アメリカの自動車業界はボロボロになりました。

そのような歴史の中、それらの苦難の道を乗り越え生き残った企業は、現在、世界中の市場を席巻する強力なブランドを築き上げました。けして大きな企業が生き残った訳ではありません、特にヨーロッパの場合、元は『町工場』レベルの会社ばかりです。

もちろん、企業を相手にしている会社と、個人(富裕層)を相手にする会社は違うと思います。でも、どちらの道も「会社」は選ぶことができます。

また、最近数万円もするトースターが話題になっていたり、無名の掃除機メーカ、ダイソンの高額な掃除機が飛ぶように売れていたりします。

「何か売れるというのだ?言ってみろ!」

お叱りの言葉が聞こえそうですが、『夢のある未来』を想像することから始めたら良いのだと思います。今の「この場所」から考えるのではなく、夢のある「未来から逆に」考える。まずは、それを楽しむことが大切ではないでしょうか?

目の疲れないライトがあったらいいな~。血圧や体温、脈拍を常にチェックして異常がわかったら知らせてくれるシャツがあったらいいな~。夏はひんやり、冬は暖かいバスタオルがあったらいいな~。自動的に靴ひもを締めてくれる靴があるといいな~。…

皆さんはどのような未来を想像するでしょう?
鉄腕アトムの世界で良いのです。こうなって欲しい、こうだったら良いな~。そんな夢を日本の中小製造業は疎かにしてしまったような気がします。

子供の頃には夢だった、顔を見ながら話せる無線電話。自動運転の車。すべてがもう実現しています。海外旅行だって、最近は高校生の修学旅行のレベルです。

大切なことは、「こんな世界にしたい」、「こんな世界になってほしい」。とイメージすること、そこから逆算して、自社はどのような役割を果たしたいかを決めることではないでしょうか?

そのための一つの手段が、異文化の高度人財(globalforce)です。従順で、まじめに働く人財も大切ですが、社長に対してアイディアを出す人、疑問を投げかけてくれる人、そんな人財に彼らはなりえます。

結論を出すのは社長です。

多様性しか、環境の変化に対応する回答はありません。生き残るために、あえてチャレンジして頂きたいと考えます。もちろん、ダイレクトに結果が出ては来ないでしょう。失敗もするでしょう。でも、ほんの少しの「コショウ」がラーメンの味を引き立てるのと同じで、たくさんのglobalforceを雇う必要はありません。でも、彼らを通して気が付かない世界に気が付くことができる可能性はとても大きいと考えます。

再び、たくさんの人たちの活気あふれる大田区、下町の工場を一緒に夢見たいと思います。
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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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次回の勉強会は、
日時:2016年3月17日(木) 14:00-16:00
場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)
http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
となります。

タイトル:『Buddy Careの極意 ~globalforceを辞めさせない方法~ 』(仮)
をお話ししたいと考えています。

実は、さまざまな企業で多様性を求めて外国人を採用したが、どうも彼らは直ぐに辞めるという『お小言』を聴きます。それを解決するために作りました当研究所の”Buddy Care Program” (Buddyとは相棒)のエッセンスを皆様にご紹介致します。

まだチラシやWEBの準備ができていないので、ご応募はもう少々お待ちください。
多くの企業の方々のご参加を心よりお待ちしております。(^^)
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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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前回の勉強会で「30分間で外国人とコミュニケーションができる”英語もどき”」をお話しさせて頂いたところ、ご出席者の方から

それは『「ピジン」と言われる媒介言語』だと、ご連絡を頂きました。
(ご参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B8%E3%83%B3%E8%A8%80%E8%AA%9E)

>>ピジン言語(ピジンげんご、Pidgin language、または単にPidgin)
>>とは、現地人と貿易商人などの外国語を話す人々との間で異言語間
>>の意思疎通のために自然に作られた接触言語。
>>英語と現地の言語が混合した言語を「ピジン英語」といい、英語の
>>“business”が中国語的に発音されて“pidgin”の語源となったと
>>されている(諸説ある)。

なるほど、なるほど!!納得です。これで、「なんだその英語は!」と学校の先生に叱られずにすみます。情報ありがとうございます!(^^)

ただ当研究所の”英語もどき”ですが、一つ大きな「ミソ」があります。それは、カードを持たせることです。

恥ずかしがり屋の日本人の場合、どんなに簡略化した文法でも、緊張のあまりそれさえも忘れてしまう人が多くいます。そこで、お配りしたような【変身仮面カード】が役に立ちます。

普段の自分でない人間をイメージして、そのカードの通りに「単語を並べる」だけを考えれば良いのです。さらに、カードを見ながら話すので相手の「怪訝そう」な顔を見ず話せるというメリットもあります。

初めのハードルさえ超えれば、何とかコミュニケーションできるようになっていくものです。(^^)
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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)