globalforce.link通信 第0037号 [2016.6.20.]
グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0037号)
2016.6.20.
お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。
4年ほど前から、小さな畑を借りています。初めの頃は、夏場、何度も熱中症に
かかり寝込んでしまうことがありましたが、15分おきにスポーツドリンクを飲
むようにして、適度に体を休めるようにしてからは夏も元気です。(^^)
無農薬で、化学肥料は一切使わない。太陽と大地の恵みで育つ野菜たちから、
いろいろなことを学んでいます。私たちは傲慢にも、野菜を育てていると思っ
ていますが、そうではなく手伝っているだけなのですよね。(^^)
植物の持っている生命力はとても素晴らしいと感じます。
今、まさに夏に向けて勢いよく育っています。(^^)
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■トピックス■
1.今週のフォーカス「必要とされる存在」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「必要とされる存在」
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日本の企業のほとんどが、キャリアプランと言う言葉をきちんと定義せずに
使っています。文化背景の異なる外国人と「キャリアプラン」の話をする場合
には、元々の定義があいまいなため、お互いに誤解を生むことになり、とても
危険です。
日本の会社は、定年まで勤め上げることを「前提」とした『昇進』のことを
キャリアと考えています。「昇進」は本人が決めることはできません。上司
が決めるものですから、キャリアプラン→【昇進計画】と考えてしまうと、
『仕事もできない新人が昇進計画を立てるだって、バカ言ってるんじゃないよ!』
という気になります。
しかし、彼らにとってのキャリアとは、『自分で決められるもの』です。
ある目標に対して努力をするという「約束事」だと考えても良いかもしれません。
「○○をできるようになって、××に進む!」。つまり、先に○○を達成する
という、自分自身にとっての約束事を決めて、その成果として××を獲得する
というとてもアグレッシブな意志がキャリアなのです。
そのような彼らに対して日本企業は、「新たな意志」を持つ必要があります。
会社は、外国人従業員と共に【目標】を相談して、お互いの合意のもと決める
こと。それに対して、本人も会社も<<双方に>>【約束事】を守るという意志です。
【約束事】とは、目に見えるものでなくてはなりません。
ただ、その際に何よりも重要なことは『心の信頼関係』です。
「誰かに必要とされる存在になりたい。誰からも必要とされて
いなかったら、自分のことを価値ある存在と感じることがで
きなくなってしまうから。」
「絶望とは、自分は誰からも必要とされていないし、未来で自
分を待っているものなど何もない、と感じる状態のこと。」
「知の教科書フランクル」より
目に見える【約束事】を求めると、どうしても打算的に感じてしまいますが、
ベースに『心の信頼関係』を築き上げることを忘れずにいてください。
会社から「君は必要な人間だ!」と思われていることが感じられれば、
彼らは希望と熱意を持って一生懸命働いてくれます。
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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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ワークショップROMAに参加頂いた企業の方々のアンケート結果に、
●参加学生が優秀であればあるほど、そうした入材を採用し、
当社で活躍いただくためにはどうしたらよいのか…
●環境を整え、優秀な留学生を迎え入れられるよう、
企業側の努力が必要である…
という内容のコメントがいくつかありました。
次回の勉強会では、優秀な外国人留学生を採用後、どのように活用したら
よいのか、そのための社内体制はどうしたらよいかについて、皆さまと考えて
みたいと思います。
2016年7月21日(木) 14:00-16:00
場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)
http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
タイトル:globalforceに活躍してもらうための仕組み作り
是非、ご参加お待ちしております。
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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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外国人留学生たちと話をすると、総じて上手に話せたり、しっかり聞くこと
ができることに驚かされることが多いのですが、「読む」ということになると、
できる人とできない人の差が大きいと感じます。
日本の企業で働くためには、やはりきちんと読む力が必要です。読むとは
『声に出して』読むことです。声に出すことで、日本語的なイントネーション
を身に着けることができます。
そこで、当異文化コミュニケーション研究所では、横浜の鶴見にある【横浜
ファッションデザイン専門学校】さまのご協力の元、外国人留学生向けに無料
で『声に出す日本語』の勉強会を開催することと致しました。
さすがに、日本の大学では教科書を声を出して読む訓練はしてくれないので、
将来日本の企業で働きたいと考える外国人留学生を対象に『声に出して読む』
訓練を行っていきます。
開始予定日:2016年7月12日 19:00 ~ 20:30
応募人数 :30人(教室内)<事前登録要>
開催予定 :毎月第2火曜日(予定)
場 所 :神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-13-6
横浜ファッションデザイン専門学校 2号館
最 寄 駅:JR鶴見駅、京急鶴見駅
時 間 :19:00~20:30
料 金 :無料
同時に、インターネットでも配信して行きます。
一生懸命な彼らの力に少しでも成れれば嬉しく思います。
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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、
セミナー等にご参加頂いた方々等、ご縁を頂いた方々ににお送り
致しております。
いつもありがとうございます。
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┘ 代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)