コラム

globalforce.link通信 第0054号 [2017.2.27.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0054号)

2017.2.27.

みなさま、お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

皆さん、給与明細にある項目をきちんと説明できますか?(^^)

日本人にとっては、源泉徴収が当たり前ですが、海外では珍しい仕組みです。
そのため、外国人にとって「支給額」と「手取り」との差に気分を悪くする人
さえいます。

しっかり説明ができるように皆さんなってあげてください。納税意識も高まり
ますので…。(^^;)

今週も、しっかり頑張って行きましょう!!

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■トピックス■
1.今週のフォーカス「意見と異見」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「意見と異見」
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日本企業の多くが、外国人留学生を採用する際に、平等に公正に日本人と同様の採用プロセスで行っています。

これ自体は、差別をしていないということで誇れることではありますが、同じフィルターを通して濾過することで、結果的に「金太郎あめ」的な人格ばかりが集まることに成ってしまうリスクが存在します。

ビジネスにおいて国境は、かなり意味のない存在になりつつあります。世界中どこの国にも簡単に行けますし、インターネットが繋がる場所なら、世界中どこにいても顔を見ながら無料で会話ができる世の中になってきています。それぞれの器の中にあったさまざまな文化や思想が解き放たれてしまったようです。

そんな中で、日本人は未だに日本は島国だという安心感をもっている。ちょっと愚かだと思うのです。たとえばAmazonというアメリカの会社のために、知らぬ間に、日本中にあった本屋さんは、どんどん閉店に追い込まれた事実を理解していない。日本の法律だけでは守りきれないのが現代社会です。

しかし、ほとんどの企業は、外国人を雇用する際に一番重要視するのが、日本語なのです。

言葉など、能力の一つでしかありません。それよりも、外国人を採用する際に求めるべきは『異見』を言える人であるべきです。一つの事象を多面的に見るために、そしてさまざまな解決策を考えつくようになるためにです。

先日、ある日本企業さまから聞いた話ですが、全く日本語のできなかったインドネシアの研修生を数名現場で実習をさせた際、とても初年度は大変だったそうですが、2年目以降は一生懸命働くこともあり、とても皆に可愛がられ、日本語も上達して、帰る頃(3年後)には、とても上手になっていたと言っていました。

違ったフィルターを通して、新たな採用にチャレンジしても良い時期だと思います。

そして、日本語でコミュニケーションできた方がベターかもしれませんが、逆に日本人的な外国人を入れることで、本来の価値の半分も引き出すことができていないことについて、ちょっと反省をしても良いかと思います。

言語とは思考を司りますから、日本語で考えて、日本語で議論していては、ダイバーシティは出てこない。『異見』も出づらくなります。

良い人財は、使いやすい人材とは限らないのです。
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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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(1)企業・学校関係の皆さま向け

a) 平成29年3月22日(水)18:30~20:30(受付18:15~)
■公益財団法人川崎市産業振興財団主催 経営課題解決セミナー■

中小企業にだってできる『高度外国人財』の活用
~ 変革をおこせ!「外国人」だからといってビビるな! ~

を行います。無料ですので、是非ご参加ください。中小企業における
外国人留学生の活用事例をベースにお話をさせて頂く予定です。

b) 年4回開催しております【globalforce circle勉強会】は、
下記のスケジュールで開催する予定です。こちらもお待ちしています!

2017年5月18日(木) 14:00-16:00
2017年7月20日(木) 14:00-16:00
2017年11月16日(木) 14:00-16:00

場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)

http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html

(2)2017年ワークショップ型ジョブフェアROMA

2016年、二回開催しました外国人留学生を集めたワークショップROMA
(Recruiting Optimization Matching Academy)を、2017年も春、秋の
二回開催する予定です。(http://globalforce.link/?page_id=2853)

4/15(土) &  10/28(土)

多くの企業の皆さまのご参加頂きたいと存じますので、お問い合わせ
お待ちしております。良い人財を獲得したい企業の皆さまご検討下さい。

一流大学の粒ぞろいの優秀な留学生が集います!

(3)外国人留学生向け

【勉強会】声に出す日本語  ★無料★

外国人留学生の日本語力アップのために『声に出して読む日本語』の
勉強会を、来年も毎月行います。無料ですので留学生がいらっしゃいま
したら、是非参加させてあげて下さい。(^^)

【次回予定】2017年3月17日(火) 19:00 ~ 20:30
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-13-6
(横浜ファッションデザイン専門学校 2号館)
最寄駅:JR鶴見駅、京急鶴見駅

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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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留学生と会話していると、働く価値観が、私たち日本人と異なっているように感じることがあります。彼らにとっては、日本は海外です。一生住んで良い国、一生働きたい会社という発想はたぶんない。

だからといって、いい加減な気持ちでいるわけではありません。長く働いてもらいたいと思うのなら、モチベーションを維持する仕組みが会社にはなくてはなりません。

日本企業の新たなチャレンジです!

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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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■□    **** 異文化コミュニケーション研究所(R) ****
■□   ~ 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする ~
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
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■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
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■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
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■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。
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┘┘┘┘┘異文化コミュニケーション研究所(R) (iCCC)
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┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)