globalforce.link通信 第0109号 [2020.3.16]
グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0109号)
2020.3.16
みなさま、お元気様でございます。(^^)
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。
新型コロナウイルスの感染拡大恐ろしいですね。感染国の世界地図を見てみると、ついこの間までは赤の感染国の方が少なかったのに、今ではほぼ真っ赤ですね。
確かに新たな病原菌は怖いですが、大した治療法がなかった時代に、ペストが蔓延したことがありました。それでも人類は生き残っています。それに、未だにSARSもMERSも毎年発症者が出ていることからしても、今回の新型コロナウィルスも人類と共存していくことになるのでしょうね。
腹をくくって、免疫力が高まるように、栄養のあるものをしっかり食べて、しっかり寝て、ストレスがたまらないように外で運動して、元気を保っていきましょう!
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■トピックス■
1.今週のフォーカス「大切な新入社員教育」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「大切な新入社員教育」
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新入社員教育は、どの会社にとってもとても重要です。
厚労省の調査によると、2015年3月に大学を卒業して就職した新入社員のうち、31.8%が入社3年以内に離職しているそうです。
さらに入社前から、具体的な退職時期を想定している学生は24.4%もおり、採用担当部門はその事実を十分に認識しつつ、新入社員教育をする必要があります。
>>・入社前の学生が「内定先企業を辞めたい」と思う主な理由
>> 「キャリアアップしたいから(23.6%)」
>> 「理想とのギャップ(15.7%)」
>> 「残業、休日が出勤多い(14.7%)」
>> 「3年以上在籍したい」と思う会社の条件
>> 「良好な人間関係(49.3%)」
>> 「休日が多い、休暇が取りやすい(33.9%)」
>> 「待遇や福利厚生に満足できる(30.0%)」
上記のデータをみると、休みを取りやすくして、いい子いい子と教育をしていけば会社に長くいてくれると勘違いしがちですが、この調査結果の盲点は、会社に入る前の人たちに対しての質問だということを忘れてはなりません。
これは、エベレストを登ったことのない人に、「登るときに何を考えるか?」という質問をしているようなものです。つまり、あくまで想像で答えているだけだということです。よって半分はあてにならない。これは、外国人の採用においても同じです。彼らは、日本人の社会自体をあまり理解していないのですから、より空想に近い想像だということです。
そのような人たちに対しての、入社時の教育はとても重要です。そこでの『印象』次第で、3年でやめようと思っていた人ももっと頑張りたいと思うでしょうし、逆に定年まで働きたいと思っていても辞めてしまうかもしれません。
カルガモが初めて見た動物を親だと思い込むのに近いと考えてください。一種の刷り込みです。重要なのです。
それでは質問です。下記にお答えください。
1)貴社では何を「刷り込み」ますか?
2)1)の理由は何ですか?
3)貴社は新しい従業員に対して、何を求めますか?
4)個別指導・管理する体制は整えていますか?
下記の質問内容に明確に答えられないとすると、教育が単なる埃を被った知識を増やすことや、転職を促すマイナス要素になってしまっているかもしれません。
組織にとって、新陳代謝は必要です。ですから辞める人を引き留める必要はありませんが、仮に辞めるにしても、会社に属している間、やる気をなくさせることなく、最大限のアウトプットを出す一生懸命さを最後の最後まで持ってもらえるようにすることが大切です。
あなたの会社の生産性は、まだまだ上げられるということです。
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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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(1)《第19回 globalforce circleセミナー》延期のご報告
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2020年2月26日に予定をしておりました、
目的達成のためのダイバーシティとの共生
~ 高度外国人財にイキイキと活躍してもらうためのステップ ~
セミナーですが、新型コロナウィルスの蔓延防止のために延期とさせて頂きました。ご予定を入れて頂いていた皆様には大変申し訳ありませんでした。
しばらくは人が集まるイベントの自粛が続くようですが、仕方ありません。いずれ収まりましたら実施したいと考えております。
当研究所も折角準備をしていたのでとても残念です。ワークショップで予定していた《桃栗三年柿八年》も次回まで延期となりますが、是非お楽しみにしていてください!
(2)《neoGET TOGETHER リクルートイベント》のご案内
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新型コロナウィルスの蔓延防止に伴うイベントの自粛がなければ、下記の通りに実施を行う予定です。
毎回企業さまにも、留学生たちからも好評を頂いているマッチング・イベント《neoGET TOGETHER》のご案内です。当研究所が厳選した優秀な外国人留学生だけが集まります。
第8回《neoGET TOGETHER》 2020年5月20日 16:00 – 19:30
当研究所が独自のコミュニティによって集まってくる留学生は、ほとんどが文科省やJETRO等の奨学金をもらっている程。とても優秀で、日本語も堪能です。
■□ 当日の予定 □■
《第1部》 16:10~17:00
・企業&留学生紹介《First Contact》
企業さま各5分、留学生各1分の自己紹介
・高度外国人の声「日本企業で働く」
日本企業で働く外国人の方にお話しをして頂きます
《第2部》 17:00~19:00
・留学生と企業の《オープンQ&A 》
モダレータ:島崎 ふみひこ(異文化コミュニケーション所長)
・懇談《Free Free Talking》
ご興味のある留学生とじっくり懇談できます
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詳細&お申込みは、 https://www.globalforce.link へ!
Tel:045-307-8248 mail: contact@globalforce.link
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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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2020年3月12日付け経団連タイムスの中に記載されていた講演内容を私なりに整理をしてみました。
最近『ダイバーシティ&インクルージョン』という言葉が流行っていますが、それぞれの意味は
ダイバーシティ :異質なものの融合
インクルージョン:同質化
ということだそうです。これらの言葉の意味をきちんと理解して組織運営をする必要があります。
日本人だけで構成されていた会社やり方を、連れてきた外国人の感性で埋める的な発想ではなく、もっと大胆に外国人に任せて、彼らの個性や特性を引き出し、経営に取り込むくらいのチャレンジが必要です。
その際には、日本人と外国人の協働関係が成立していなければなりません。日本人と外国人の協働関係を実現するためには、外国人に対して、日本人に対してと同じように一律に同じことを求めるのではなく、それぞれが活躍できるような場を作るようにマネージメントを行うようにしなければなりません。
『ダイバーシティ&インクルージョン』が業績向上にダイレクトにつながると考えている傾向がありますが、『ダイバーシティ&インクルージョン』により外国人の活躍により日本企業の中にイノベーションが生まれ、結果業績に結び付いていくものです。焦ってはなりません。
また外国人の人たちに、日本企業だから、日本人の会社だからと自らを『日本人の型』に当てはめないように教育していかなければなりません。折角のダイバーシティの価値がなくなってしまいます。
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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
〜 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く 〜
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■□ **** 異文化コミュニケーション研究所(R) ****
■□ 〜 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする 〜
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
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■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
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■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
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■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。
※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、
セミナー等にご参加頂いた方々等、ご縁を頂いた方々にお送り
致しております。
いつもありがとうございます。
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┘ 代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)