コラム

globalforce.link通信 第0111号 [2020.4.15]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0111号)

20204.15

 

異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です

新型コロナウィルスの世界的な拡散を見ていると、国境という概念は、古いということがよ
くわかりますね。

今は、工場の生産が止まり、人の行き来が止まり、飛行機が飛んでいません。これは人類に
与えられた試練です

人類は、医療が今のように進歩していなかった時代に、あれだけ悲惨だったコレラでさえ克服して乗り越えてきたのです。大丈夫です!

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■トピックス■

  1.今週のフォーカス「残業」

 2.勉強会・セミナー等のご案内

 3.摩訶珍(まかちん)編集後記

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┃1 ┃今週のフォーカス「残業」
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現在日本企業に勤めている高度外国人財の方から、下記のような相談が来ました。入社2
年目の方です。

>>「月に40時間も残業をしている。自由な時間が少ない。」
>>「雑多な仕事が多く、専門性が低い。」
>>「給料の面では申し分ないが、外国人に優しい会社はないのか?」
>>「このまま仕事を続けるかどうか迷っている。」

皆さんは、ご自身の経験から
⇒「40時間?そんなに少ないの?自分が新人のときにはもっと長時間残業をしていた。」
しかし、それぞれの立場で物事を捉える必要があることも皆さんはご存知のはずです。
たとえば40時間は月に20日働けば、毎日たった2時間の残業と取るのが一般的ですが、
見方を変えると一日8時間労働なので、40時間は5日分の労働時間に相当する。つまり一
また彼が雑多な仕事が多いと嘆いていることも、学生時代に必死になって学業に打ち込み、
と思いませんか?実は、私もそのように感じてしまいました。

⇒「大体新人たるもの、教えてもらう立場なのだから残業時間が長いなんて10年早い!」
これが皆さん正直な心の叫びだと思います。
週間(月曜日~金曜日)分に相当するわけです。
どうでしょう?そう考えると、40時間の残業とは、なかり長く感じるはずです。