globalforce.link通信 第0118号「お客様との信頼関係」
お元気様でございます。(^^)異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。
今回からWEBメール形式でお送りいたします。
ポストコロナを共に乗り切っていきましょう!
~ TOPICS ~
1.今週のフォーカス「お客様との信頼関係」
2.セミナー・イベント等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
今週のフォーカス
お客様との信頼関係
私たち『異文化コミュニケーション研究所(R)』は、日本で学んだとても優秀な留学生たちと、日本企業さまとの橋渡しをしておりますが、中には日本語がそんなに上手ではない留学生もおります。
彼(彼女)らは「日本で働きたい」と考えているので、日本語が公用語の日本で、どれだけ『日本語』が重要だかは良く知っています。ただ学校を卒業するまでの間、日本語を習得するための時間をあまり取ることができなかっただけの話です。
《日本語アレルギー》でもない限り、彼(彼女)らは、仕事で必要な日本語を学ぶことでしょう。また、私たちの知る限り、彼(彼女)らの言語習得力は目に見張るものがあります。
そして、企業も日本語を学ぶように時間と費用を掛けて教育をする必要があります。仕事の傍ら、半年もしっかり勉強させれば驚くほど上達します。
よく日本の企業の方が仰る言葉が、「ものすごく優秀なのは分かるけど、お客様とのコミュニケーションが難しいと思うんだよね…」です。
確かに、全く意思疎通ができないのであれば問題でしょうが、そんなレベルで何年間も日本で生活し、学位を取得できるはずがないので、たぶんあまり「上手ではない」というレベルのことを考えているのだと思います。しかし、これは間違いです。
お客様との信頼関係を結べない日本人と比べれば、能力と熱意のある外国人の方がどれだけお客様に安心感を与えることが出来るでしょう。それに振り返ってみて下さい。世界中で駐在している日本人たちは、そんなに完璧に現地の人たちと会話ができているでしょうか?私の知る限り、そんな人ばかりではありません。でも、誠意をもって一生懸命相手に接する姿勢に、現地の人たちも信頼を寄せ、お仕事が成立しています。
ですから、高度外国人財の彼らが日本で仕事で圧倒的に不利になると考える必要はありません。相手に認められるだけの「仕事」ができれば良いのです。
確かに初めはお客様も、外国人スタッフとコミュニケーションした経験がないので、不安になるでしょう。でも、それは初めだけです。そして、それをカバーすることがチーム力であるはずです。
是非、是非、「日本語が…」といった理由だけで、将来の芽を失うのはもったいないと考えて下さい。なんでも初めからスムーズに進むものではないのですから、「三歩進んで二歩下がる」的に考えて、皆さまの会社毎に、新たな『文化』を構築して欲しいと思います。
セミナー・イベント等のご案内
1. Zoom! 第9回 neoGET TOGETHER 《Online Recruitment Event》
最高のグローバル人財と出会える
neoGET TOGETHERは、 高度外国人財の採用・活用のスペシャリスト
『異文化コミュニケーション研究所』が主催するリクルート・イベントです。
国から奨学金をもらっているような優秀な外国人留学生たちが集います。
neoGET TOGETHER
ZOOM オンライン・リクルート・イベント
日時 : 10月28日(木) 16:00 – 19:00
通常は実際にお会いして頂くイベントですが、
コロナ禍のためZoomでリモート開催です。
コロナ撲滅キャンペーン「無料」!
ZOOMイベント 8社限定
お申込みはお早めに
■ 新スタイルの 《neoGET TOGETHER》
パーティー形式のneoGet Togetherは、企業からも留学生からも大好評のリクルートイベントです。当研究所が選りすぐった優秀な留学生だけを集め、今まで多く留学生と企業との『出会い』を生んできました。リラックスした雰囲気でゆっくりとコミュニケーションを取ることができ、またワークショップで人柄や能力を見ることができると、参加企業の皆さまから大変喜ばれております。
今回は新型コロナウィルスの感染予防のため、会場を『オンライン』にしました。新しいスタイルのneoGet Togetherです。Zoomを使ったコミュニケーションはリアルよりも相手の表情をつぶさに見ることができるため、新たなリクルート・イベントとして定着する可能性を秘めています。世界中のどこからでも参加できるメリットは、国内外の優秀な学生たちとの出会いを増やすことさえできます。さあ、新たなチャレンジへ!
■ 特徴
1.選りすぐった留学生ばかりが参加します。
じっくりコミュニケーションが取れる20名程の留学生に限定。
日本語が堪能な留学生も多数います。
2.どこからでも参加可能なオンライン・イベントのため、忙しい留学生たちも、
研究室からなら参加できます。コロナのため帰国できない留学生も参加予定。
3.オンラインでも、全員・少数・一対一と、さまざまなコミュニケーション
スタイルを当研究所がアシスト致します。
4.「オンライン・ワークショップ」では、留学生たちのコミュニケーションを
間近に見ることができます。学生たちの性格やコミュニケーション力をリアル
に確認出来ます。
■ 新スタイルのneoGET TOGETHER
今まで多く留学生と企業との『出会い』を生んできたneoGet Togetherですが、今回は新型コロナウィルスの感染予防のため、世界中どこからでも参加できるZoomで行うことに致しました。リアルよりもよく相手の表情を見ることができるので、新たなリクルート・イベントとして定着するのでは?と楽しみにしています。
■ 出身大学
[東京大学][東京大学大学院][京都大学][一橋大学][慶應義塾大学][東京工業大学][早稲田大学][横浜国立大学][電気通信大学][学習院大学][千葉大学][埼玉大学][埼玉大学大学院][新潟大学][明治学院大学][明治大学][上智大学][青山学院大学][国際基督教大学][東京外国語大学][東京国際大学][横浜桐蔭大学][駒沢大学][芝浦工業大学][九州大学] (前回までの出身大学抜粋)
■ 実績
現在日本で働いている元留学生たちの一部をご紹介いたします。
https://www.globalforce.link/recruitment
■ 留学生紹介
当研究所に登録している学生たちをご紹介いたします。
https://www.globalforce.link/blog/categories/students
2. Zoom!セミナー
第20回 《globalforce circleオンライン・セミナー》
****準備中****
高度外国人財の採用・活用について一緒に学びましょう!
日時 : 12月10日(水) 14:00 – 16:00
コロナ撲滅キャンペーン
Zoomセミナー「無料」
********************************
毎回、外国人従業員に関する様々な話題について企業の皆さまとご一緒に学ぶ《globalforce circleオンライン・セミナー》は、参加型セミナーとなっております。Zoom開催ですが、企業さま相互にコミュニケーションして頂くワークショップも実施致します。
会場で行う通常のセミナー同様に楽しんで頂ける企画となっておりますので、是非ご参加ください。
3. globalforce(高度外国人財)の手引き
ほぼ毎日『note.com』で、https://note.com/globalforceに様々な情報をアップしています。『考えに耽るカエル』が目印です。
皆さまに、面白い話や、役に立つ話、そして考えて頂きたい話を発信しておりますので、短い文章ばかりですので、是非ご覧になって下さい。下記にご参考までにいくつかリンクを張っておきます。(^^)
2020.9.16.~2020.10.01
異文化コミュニケーション的交渉術(共感の時間)
異文化コミュニケーション的交渉術(時間配分)
異文化コミュニケーション的交渉術(俳優)
異文化コミュニケーション的交渉術(交渉者の覚悟)
glass ceilingを壊す
異文化コミュニケーション的交渉術(プライオリティ)
WEB会議のマネージメント
英語は苦手では済まされない
異文化コミュニケーション的交渉術(反面教師としての国会)
飲みニュケーション
編集後記
人の評価というものは、「あてにならない」ものです。
私が大学を卒業して、晴れてサラリーマンになったときのことです。入社後の2年間は研修期間として位置づけられ、最後に研修論文発表というのが義務付けられていました。
私も、2年間の成果をまとめてレポートを作成し発表をしたのですが、その前に越えなくてはいけないハードルがありました。まずは主任のチェック、その後課長のチェック、そして最後には部長のチェックです。
研修論文発表は、事業部の大きなイベントの一つで、当時私一人しかその事業部には所属された人がいなかったので、私一人のために何十人もの人が集まり、私の発表を聞くことになるので、やはり部としては面子もあるのか、かなり厳しいチェックを受けたことを覚えています。
ところがです。主任の指示通りに直すと、またそれを課長が元に戻し、さらに部長が全く違ったアドバイスをするという、とんでもない状態になってしまいました。
そこで、私は気が付いたことがあります。それは、練習発表中にあちらこちらで「これはこうした方が良い」「それはそうじゃなくて」といったご指摘が続く中で、皆さん思いつきで話しているのでは?と思ったのです。事実、同じ方から、前回と今回で全く違うご指摘(アドバイス)を頂いたりしていました。
心の中で『注意するのが彼らの仕事に違いない、きっと「注意すること自体」に意味があるのだろう。ならば、ご指摘の内容に反応しなくてもよいのではないか?大体、言ったこと覚えていないだろう。だったら、ご指摘のお言葉だけを真摯に受け止めることだけで十分なのではないか?』ということです。
それで論文発表直前の、最終審査(主任、課長、部長全員が揃う)のときに、部長に指摘されたところをほとんど修正することなしに発表しました。
す、するとです。『うん、良くなった!』とお墨付きを頂けたのです。
人の評価など、そんなものなのでしょう。
■ 異文化コミュニケーション研究所(R)からのメッセージ
企業の生き残り・革新のために『人財の多様性』は不可欠です。わたしたちは白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本にはたくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用することで「新たな価値の創造」につなげることができます。
企業にとって”globalforce“は貴重な人財です。しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことでもあります、一筋縄ではいかない。障害物競走のようにいくつもハードルを超えて進まなけばなりません。でも安心してください。当研究所が、企業の”globalforce“の採用・活用のチャレンジをサポートします。
■□発行済のグローバルフォース・ドット・リンク通信は《こちら》でご覧になれます□■
※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、セミナー等にご参加頂いた方、ご縁を頂いた方にお送り致しております。