第13回「Global force circle」勉強会『高度外国人財を活用するための組織・仕組み作り』~宝の持ち腐れにならないために~
勉強会・セミナー等2018年
日時 : 2018年7月19日(木) 14:00~16:00
場所 : 寺岡精工 大崎ビル 東京都品川区大崎2丁目3-13
多くの日本企業で、徐々に高度外国人財の採用が浸透しつつあります。日本で学んだ留学生の中には、日本語が流暢な人も多く、普通に話しているとずっと前から日本で育ってきた人のように勘違いしがちです。しかし、その【勘違い】が、さまざまな問題を生みます。
たとえば 『和』『道』 という言葉
外国人の彼らは単語の意味は理解していますが、日本の文化で育っていない彼らに、私たち日本人が持つ「心の機微」まで感じ取ることは難しいものです。ところが私たちは、知らず知らずのうちに、彼らに『阿吽の呼吸』を求めてしまう傾向にあります。
また私たち日本人は《多様な価値観に対する受け皿》が小さい。多言語や異文化の中で育ってこなかった私たちにとって、『外国人』はまさに想定外。同僚として部下としてどう対処してよいかわからなくなくなり、オーバーフローしてしまう傾向にあります。
そのため多くの日本企業で、高度外国人財の使い方がわからず、《宝の持ち腐れ》状態です。結果、会社にとっても本人にとっても「期待外れ」となっている日本企業が多すぎます。今回は、どうしたら改善ができるのかを皆さんと考えていきました。
レジュメ
1.厄介な作業、でも挑戦すべきこと
2.私たち日本人がしがちな『勘違い』
3.『直訳できない』言葉
4.『家族意識』における課題
5.組織・仕組作りに必要な『縦糸・横糸』
6.『阿修羅の正義』
7.『公平』を考える
8.『交渉』を再認識する
9.『宝の持ち腐れ』や『期待外れ』の理由
10.直接的な課題:給与
11.《ご褒美》 VS 《報酬》
12.《報酬》よりも重要なもの
13.直接的な課題:年功序列
14.心配事:私は正当に評価されるのか?
15.直接的な課題 :仕事の内容/ チームワーク/ 海外駐在/ 就労期間
16.「価値観」と「キャリアプラン」の認識の違い
阿修羅の正義(http://ashura.kokaratu.com/02ashura02.html) につきましては、なかなか奥深いものがありますので、是非ご覧ください。