緑は青であっても、青は緑ではない
信号機の色は「緑」でも、なぜか「青」と言います。
そして「青々とした大地」といっても、本当の色は「緑」です。
そのため、私たち日本人は「青」と「緑」の区別が曖昧であるという認識は皆さんお持ちでしょう。
でも、青空を観て「緑」だとは思いません。青い海といったときに誰も「緑」を思い浮かべることはないですよね。
空の色が「緑」だったら、かなり不気味です。(苦笑)
そう考えると、「青」と「緑」の区別が曖昧であるということ自体、怪しいステレオタイプなのかもしれません。
私たちは、目の前で起こっている現象に「それらしい」理由を付けられると、直ぐに信じてしまう傾向があります。
時には「天邪鬼」になってみて、『それって、本当に、本当?』と、常識を疑うのも、頭の体操には良いと思います。