コラム

globalforce.link通信 第0121号「オーナーシップ」

お元気様でございます。(^^)異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。
あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとりまして、良い年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

コロナ禍を共に乗り切っていきましょう!

今週のフォーカス

オーナーシップ

優秀な人財は『引く手あまた』です。また、情報収集力もあるため、より良い条件の企業を見つけることも上手です。時々、「外国人は直ぐに辞める」と仰られる日本企業の方がいらっしゃいますが、本人に問題があるのか、会社に問題があるのか、吟味する必要があります。

正直、多くの日本企業は給与を『与え』さえすれば、従業員は満足していると思い込んでいます。あまり好きな言葉ではありませんが、従業員を『社畜』だと勘違いしていませんか?戦後、働く場所がなく「採用してくれるだけありがたく思え」といった時代ではありません。また、企業も「定年まで面倒をみます」と断言できるような安定成長の時代でもありません。

従業員と企業との関係は、新たなステージに入っています。

戦国時代のようなもので、優秀な武将は、待遇次第で「仕える相手」を鞍替えする。

いつの時代も企業にとっては、優秀な人財は宝であり「人は石垣、人は城」です。人を大切にする企業だけが最後には残るのだと思います。

しかし勘違いしてはいけないのは、人は「金」だけで動く訳ではないということです。お金は魅力的ではありますが、人を引き留めることはできません。札束で頬っぺたを叩けば人は動くかもしれませんが、信頼関係が生まれる訳がありません。

魅力のない会社ほど、「金」で人財を引き留めようとしますが、それほど惨めなことはありません。そして、そのような会社ほど、辞める人に罵声を浴びせる傾向が強いものです。

大切なことは、会社に魅力を持たせること。魅力さえあれば、優秀な人財は自らの意志で留まり、引き寄せられます。

どんなに小さくても、どんなに給与が低くても、『私(僕)の会社(オーナーシップ)』であると自信と誇りを持てる会社にどうしていくのか?

会社の存在価値、存在意義を、全社で共有してください。

globalforce(高度外国人財)の手引き

『note.com』で、https://note.com/globalforceに様々な情報をアップしています。『考えに耽るカエル』が目印です。
皆さまに、面白い話や、役に立つ話、そして考えて頂きたい話を発信しておりますので、短い文章ばかりですので、是非ご覧になって下さい。

2020.11.18.~2020.12.3.

豊かな世の中

高度外国人財の採用で「最後」にチェックすべきこと

外国人の反省に対する意識

ソーシャルメディア依存症

ブラック企業

アイデンティティ

美味しいコーヒー

ドリル

国民的トラウマ

失敗を隠さない組織

編集後記

TOP POINTを10年以上読んでいます。ご存知の方も多いかと存じますが、主にビジネスに関連する「本の要約」を毎月10冊分送ってくれるサービスです。 
一年間で、120冊。10年間以上ですから、要約であっても1,200冊以上を読んだことになります。 

昨年末から、ちょっと早めに起きて、読んでいなかったところや、気に掛かるところを読み直して
いるのですが、本当に勉強になります。
ラインマーカーで線を引いてあっても全く記憶になかったり、自分が普段人に話していることは「ここ」から来ていたんだ!といった驚きがあったり、面白いものです。 

私は、子供の頃、全く本を読まなかった人なので、今頃になってもっと本を読んでおけばよかった…と、反省しきりです。 いつか、それらが結晶となって輝いてくれるのを期待しています。(^^)