コラム

globalforce.link通信 第0123号「ぶち壊せ!」

お元気様でございます。(^^)異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

コロナ禍を生き残るためには「新たな価値観」必要です。

暗中模索の日々が続きますが、共に乗り切っていきましょう!

今週のフォーカス

ぶち壊せ!

鉄腕アトムの誕生日は、2003年4月7日です。すると2021年は18歳ですね。

鉄腕アトムは1952/04-1968/03に連載された漫画ですが、今読んでもワクワクします。

まだまだ科学技術は、あのレベルにまで進歩していませんが、夢を持つことは大切ですよね。イメージできないものは、作ることが出来ませんから。

未来といえば宇宙をイメージしますが、宇宙に出かける人たちは「地球人」です。でも私たちはまだ「地球人」っていう概念を持てていない気がします。国や言語で隔たっている。

考えてみれば、日本も戦国時代は争い合っていました。たぶん、当時は「日本人」という考え方よりも、それぞれの「地域人」という考え方だったのでしょう。今は、埼玉県も、千葉県も、神奈川県も、東京都を転覆させる野望があるとは思えません。企業の

採用にしても、埼玉県の住民は採用しないなんてこともありません。

しかし、こと外国人の採用となると言葉・文化を理由にして、『心の関所』が邪魔をします。地域間の交流があまりなかった頃は、日本内でさえまるで外国語でした。今でも、青森のお年寄りと、鹿児島のお年寄りが直接会話することは難しいくらいです。つまり、お互いにコミュニケーションをする意識さえあれば、何とでもなるということです。

夢は必要です。「地球人」となって未来を築く夢です。

「地球人」になるために、今は、努力すべき時期です。外国の人と意思疎通をする努力です。「異なる」という文字は、共に田を支えると書かれています。優秀な人財であれば国などという単位で考えず、同じ「地球人」として共に田を耕せばよいのです。

もう、壊しましょう『心の関所』を!

ただ、困ることが必ず起こります。そんなときは専門家を頼って下さい。

私たち、異文化コミュニケーション研究所(R)はそのためにあります。

globalforce(高度外国人財)の手引き

note.com』に様々な情報をアップしています。『考えに耽るカエル』が目印です。
皆さまに、面白い話や、役に立つ話、そして考えて頂きたい話を発信しておりますので、短い文章ばかりですので、是非ご覧になって下さい。

2021.1.13.~2021.1.28.

働き方改革、改め『働かせ方改革』

ユーモアのセンス

リモートワークのストレス

危うい市民活動へ

死は前からは来ない

リーダーの覚悟

感謝の効力

企業秘密

アンケート結果に惑わされるな!

高品質・高付加価値の呪縛

編集後記

フランスの会社だから、フランス語を話すのが当然?イタリアの会社だから、イタリア語を話すのが当然?中国の会社だから、中国語を話すのが当然?

優秀な従業員を世界から採用したいなら何をすべきでしょう?

日本は、もう何十年も前から、日本だけでは生きていけない国です。

「井の中の蛙大海を知らず」とならないように

<ユニクロ>

「日本初の新しいグローバル企業になるためには、世界中の人材を採用し、世界中で活躍してもらうのがあたり前だと考えています。今後は、上海、シンガポール、ニューヨーク、パリの4都市に、地域本部を設立する予定です。すでに全世界で見れば、ファーストリテイリンググループでは、日本人の大卒者よりも、海外の大卒者の採用数の方が多いのです。世界を志す同志がいま、ここに集まっています」。(2017年11月)

<パナソニック>

2011年度の新卒採用のうち、その約8割となる1100人の外国人を採用。国内の外国人社員数は300人を超えているそうです。2016年4月には、専門組織である「グローバル人事部」を本社に新設し、国内外の経営幹部・管理職の評価を世界統一していく方向。

<楽天>

「世界で勝負するために、海外各地から優秀な人材を採用していることも、楽天の特長のひとつです。事実、従業員の出身国は60カ国以上にまで広がっています。国籍や文化、性別などダイバーシティに配慮した職場環境の整備も進めており、グローバル基準の会社として、進化し続けてます。社内公用語を英語にしていることもあり、従業員間で国籍を超えてダイレクトに関わり合う風土が定着しました」(2017年11月)