高度外国人財の評価制度、うまく機能していますか?
― 明日から使える「実践チェックリスト」 ―
「評価制度は一応ある」
「日本人社員とは同じ基準で評価している」
そう答える企業ほど、
高度外国人財から
「評価に納得できない」
「どうすれば評価が上がるのか分からない」
という声が聞こえてくることがあります。
そこで今回は、
高度外国人財の評価制度を“機能させる”ための実践チェックリストを紹介します。
✅ 実践チェックリスト(評価制度編)
① 評価項目は、入社時・期初に共有されていますか?
評価は「結果発表」ではなく「事前の合意」が重要です。
何を評価するのかを、評価前に説明していなければ、納得は生まれません。
② 抽象的な言葉を、具体行動に落としていますか?
「主体性」「協調性」「積極性」
これらは、日本人同士なら通じても、外国人財には曖昧です。
「どんな行動をすれば評価されるのか」まで言語化できていますか?
③ 成果評価と行動評価を分けて説明していますか?
「成果は出しているのに評価が低い」
という不満の多くは、この区別が不明確なことから生じます。
④ 評価が、昇給・昇格とどう連動するか説明していますか?
評価制度の“先”が見えないと、努力の方向性を定められません。
⑤ 評価面談で、次に期待する行動を伝えていますか?
過去の評価だけで終わる面談は、成長につながりません。
「次は何を期待しているのか」を必ず伝えましょう。
このチェックリストを満たすだけで、
高度外国人財は
- 評価を「怖いもの」ではなく
- 成長のための「道しるべ」
として捉えるようになります。
評価制度を変える必要はありません。
“伝え方”を変えるだけで、評価は機能し始めるのです。
《今回のポイント》
- 評価制度は「事前共有」と「透明性」が命
- 抽象表現は、具体行動に翻訳する
- 評価面談は「過去」ではなく「未来」を語る場
異文化コミュニケーション研究所(R)は、「国費外国人留学生の紹介」、「グローバル人財の採用・活用に関するコンサルティング」のスペシャリストです。