04.金の卵の産ませ方《2021年》
4.金の卵の産ませ方
「期待外れ」という言葉を時々耳にします。折角、外国人を雇ったのに、何のメリットもない。外国人だから、
面倒な手続きが多く、言葉もうまく伝わらなくて、なんのために採用したのか…。
《相手から愛されたいなら、まずはあなたが愛さなくてはならない》
特に準備をせずに、不足している日本人の「代わり」として高度外国人財を採用した企業にありがちな傾向なのですが、外国人が《金の卵》を産むような環境になっているでしょうか?
人それぞれに、考え方も、行動の仕方も違うのは、外国の人も同じです。一人一人の個性を理解し、最適な対応を取っているでしょうか?「外国人」という一つの括りで理解して、型にはめようとしていませんか?
大切なことは、一人、一人が持っているポテンシャルをうまく引き出し《金の卵》を産んでくれるようにすることです。
それが分からなかったら、良く話し合い、様々な経験をさせながら、一緒に探すことです。
その「道のり」自体が、実はゴールデン・ルートです。