コラム

09.日本の福利厚生《2021年》

9.日本の福利厚生

新しい生命の誕生は、皆でお祝いしたいものです。

未来を築き上げることができるのは、子供たちです。

ジェンダーの平等と言われていますが、男性の私からすると、赤ちゃんを産むことができる女性を、わざわざ産むことも出来ない男性のレベルにまで「引き下げ」なくても良いのでは?と思ったりします。

ただ女性は大変ですよね。出産は命がけの面もあるし、ある程度の年齢になるまでは授乳だけでなく、目を離すことさえできません。そのため、会社で仕事をするという視点からだけで見ると、どうしても「不利」です。

ただ、この価値観も徐々に変わっていきます。期せずして『コロナ禍』で、リモートで仕事をすることができること、拘束時間ではなく、成果で評価を得ることができる世の中になってきているからです。

タイムカードを押してさえいれば、居眠りをしていてもお給料を貰える、誰にでも平等(?)な世の中はおしまいです。

高度外国人財の、「高度」とは能力が高いという意味です。つまり、会社と本人が明確な目標を一緒に決めて、それを達成することで評価を得るという仕組みさえ取り入れれば、その「高度」な能力を遺憾なく発揮することができるのです。

単に福利厚生の一環としてしか考えていなかったことが、より大きな環(わ)としての広がりを持つきっかけになるかもしれません。