コラム

13.社内のグローバル化って?《2020年》

13.社内のグローバル化って?

人は、全く予期しない事態が起こると、右往左往してしまいます。
そんなときに大切なことは、呼吸を整えることです。

どんなに時間がない!緊急だ!といった事態であっても冷静に物事を判断できるようになるまで、動いてはなりません。

呼吸が整った段階で、初めて現状判断をするように心がけてください。

今回のような、外国人の新入社員が(私たちから見れば)理不尽な要求を社長に直訴するようなことは、そうそうあるものではありませんが、起こらないとも言い切れません。

そんなことが起こった場合には、冷静に分析することから始めてください。

〇なぜ、そんなことを高度外国人財が言ったのか?
〇会社の現状はどうなっているのか?
〇「根っこ」にある課題は何か?

組織は簡単には変わりませんが、変革が必要なときがあることも事実です。

一刀両断で、直訴を却下し、叱りつけることは簡単です。
しかし、「根っこ」にある課題を放置することは永遠に問題が解決しないことを意味します。

特に、グローバル化という課題について、日本企業はあまり何も考えてきませんでした。ただ、海外で商売ができればよい、海外から調達できれば良いといった「物流」的な発想しかしてこなかったのではないでしょうか?

落ち着いて、グローバル化とはどんなことなのか、皆さんで考えてみて下さい。
そして、その目標が見えたらな、それを実現するためのマイルストーンを作り、一つ、一つ改革していきましょう。

って?