コラム

13.お料理交流会《2021年》

13.お料理交流会

海外で生活をした人は、日本では簡単に手に入る食材が現地のスーパーに売っていないため、困った経験がある人も多いのではないでしょうか?鍋をしたくても「ネギ」がない。白菜なんてもっての他。すき焼きをしたくても、「ステーキ肉」しかない。皆さん苦労しながら『日本の味』を求めます。

それと同様に、海外からやってきたご家族は、日本国内では手に入らない香辛料やお肉、野菜がない中、『母国の味』をなんとか出したいと苦慮していることでしょう。

『母国の味』を、お世話になっている日本の人たちに食べてもらいたい。そう思うのは自然な気持ちです。同時に、私たちも『日本の味』を覚えてもらいたいと思うものです。

そういう交流は、会社の枠を超えて、社会を幸せにしてくれます。季節ごとに、「お料理交流会」を開催したいものですよね。

因みに、すき焼き(しゃぶしゃぶ)用の肉が欲しいときには、肉の塊を買って、ハムを切る機械(スライサー)で、出来るだけ薄く切るようにお願いをすると、何とかなります。海外の人は、肉の筋目にまで気が利かないので、日本のお肉ほど美味しくはないのですが、それでも海外では「ご馳走」になります。(笑)