globalforce.link通信 第0017号 [2016.1.19.]
グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0017号)
2016.1.19.
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・globalforce(高度外国人)に関連する人財活用のエッセンス、採用、教育 ・
・本音トーク、法令関連にいたるまで、さまざまな情報を発信します。 ・
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皆さま、お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。
来週から、当研究所に新たにイギリス人スタッフが参加することになりました。今まで中国人のスタッフは何人かおりましたが、とても楽しみです。
私自身、イギリスには1980年代後半に駐在をしていた経験がありますが、日本企業の中にいたので、そんなにイギリス人スタッフと交流しなかったため、新たな見識が深まるのではないかと期待しています。(^^)
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■トピックス■
1.今週のフォーカス「面接『前』のポイント」
2.勉強会・セミナー等のご案内
3.摩訶珍(まかちん)編集後記
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┃1┃今週のフォーカス「面接『前』のポイント」
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日本企業の人事担当者の方から、よく「留学生のどのようなところを評価したら良いですか?」と質問を受けます。
彼らも真剣に就活しているため、企業に「気に入られる」ような返答を準備しています。そのため、普通に質問をしていては『本心』を推し量ることは難しいものです。
また、「日本語はできます。大学では先生に高い評価をいただきました。」と自己申告しても、ちょっと複雑な質問を投げかけると『化けの皮』がはがれることが良くあります。
留学生たちの目的は、少しでも良い企業に就職することですから、多少ウソを言っても採用されれば良いわけです。内定をいくつかもらえば、今度はどこを選ぶのかの権利は彼らに移るわけですから、企業としては踏んだり蹴ったりです。
留学生は、日本人学生に比べて情報量が少ないため『面接対策』はあまりしていませんが、それでも韓国の学生のように母国での熾烈な受験を乗り切った経験のある人たちは、就活に対しても猛烈な準備をしているため、FAQは見事です。(f^^;)
実際に、内定の辞退や退職の理由も「親の具合が悪くなったから」とか、「親が別に仕事を見つけてしまったから」等の、会社が残留の説得をしたくてもできない『理由』を準備していますから…。
「腹の探り合い」というよりは、「駆け引き」のようなものです。
人の世界には『片思い』という言葉があるように、『相思相愛』の相手を探すことは難しい。 そのため、当研究所にも『秘伝、これなら見抜ける面接者の本音』みたいなものはございません。
それでも、良い人財を確保したいのであれば、面接の前にお願いしたいことがあります。
それは相手を見る目よりも、自分を際立たせる『コア』を作り上げ徹底的に磨き上げることです。
若者にとっても【下町ロケット】(http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/)に出てくる、佃製作所のような会社があったら、きっと働きたくなるでしょう。
ご存知のように、最近の若者はボランティア活動に熱心です。彼らは、単にお金だけではなく、別のものに大きな価値を見出したりします。会社の規模が見劣りするなら、給与もあまりよくないのなら、まずは自慢できるような『コア』を発見してください。
『コア』がしっかりしていれば、必ず吸い寄せられるように良い人財が集まるものです。
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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]
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今週の木曜日に勉強会を開催します。1月21日(木)。場所は星陵会館です。
ゲストとして株式会社NTTデータの人事部 兼 グローバル事業本部グローバル
HR担当部長の田中 一郎さまにご登壇頂き「多国籍体制の組織づくり~M&Aで獲得した海外人材の活用」についてお話を頂く予定です。
今週は月曜早々から大雪に見舞われましたが、木曜日は晴天になると信じております。(f^^;)是非、お時間があればご来場ください。(事前申し込み要です。)
また「30分間で外国人とコミュニケーションができる”英語もどき”」楽しみにして下さい。へ~こんな方法もあるんだ!という発見があると思います。
お申し込みお待ちしております。
[追伸]
今年の手帳(カレンダー)に下記勉強会の日程もお忘れなく!(^^)
2016年3月17日(木) 14:00-16:00
2016年5月19日(木) 14:00-16:00
場所:星陵会館(東京都千代田区永田町2丁目16-2)
http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記
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日本フィルハーモニー協会合唱団で合唱をさせて頂いている関係で、ありがたいことに一流のオーケストラ、指揮者、ソリストさんと共演をさせて頂けるのですが、ときどき思うことがあります。
それは、毎年毎年音大からは優秀な人財が輩出されているのに、十分な市場がないと言うことです。一部の天才だけが生き残れるのかもしれませんが、それだけではなく「運」と「縁」があるのだと感じます。
有名な指揮者のかばん持ちをしながら、じっと機会を待っていると、あるとき天使が微笑んでチャンスをくれる。…そんな気がします。
つまり大切なことは、あきらめないこと。そして、いつでも最高のパフォーマンスを出せる準備を怠らないこと。
これからも、天使が才能のある芸術家を世に送り出してくれることを心より期待したいと思います。
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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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いつもありがとうございます。
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┘┘┘┘┘異文化コミュニケーション研究所(R) (iCCC)
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┘┘ Tel:045-307-8248(代) FAX:045-461-1577
┘ 代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)