コラム

globalforce.link通信 第0084号 [2018.6.13.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0084号)

2018.6.13.

異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

先月の24日に行った《neoGet-Together》はとても好評でした。(^^)

弊社が集めた留学生たちは『先鋭揃い』のため、企業にとっても新鮮に感じていただけたと思っています。また留学生たちも、身近に採用担当者とじっくり話すことがないだけに「次回もまた来たい!」とのコメントもあり、企画をした弊社としても嬉しい限りです。

現在、参加して頂いたほとんどの企業さまで面談が行われ、既に数名に内定が出されています。留学生たちには、頑張ってほしいものです!

次回は9月20日を予定しております。企業の皆さまからのお問い合わせお待ちしております。

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■トピックス■

 1.今週のフォーカス「豊かな国の採用」

 2.勉強会・セミナー等のご案内

 3.摩訶珍(まかちん)編集後記

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┃1┃今週のフォーカス「豊かな国の採用」

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 先日、就活中の東京工業大学の留学生と食事をしました。彼はブラジルから来たとても優秀で誠実な留学生で、日本での就職を希望しています。

彼は、就職活動をして「日系企業」と「外資系企業」の採用のスタンスが全く違っていると話していました。外資系企業は、かなり具体的に《採用目的》を示して、就職したらどんな仕事につくのか、それをとても夢があるように話すそうですが、日系企業は、自分の会社が何を作り、どれだけ社会に役に立っているかの話しをするだけで、仕事の内容を質問すると《どんな仕事をするかの約束はできない》という表現をするそうです。

もちろん、どんな会社に入ったとしても、実際に仕事を始めれば、予期しないことや期待外れなことが起こることなど彼も理解していますが、それでも自分が働くイメージを語ってくれる会社は魅力的に感じると話していました。

良く言われることですが日系企業は『就職』ではなく、まさに『就社』です。大体、日系企業の場合は、採用活動を一括して人事部が行うのが「一般的」です。各部署からの依頼に基づき、『○○のスキルを持った人、○人』といった指示しかされなければ、採用担当者は仕事の内容を知る由もありません。そんな人が、採用活動を行っている。

大量生産、大量消費、大量採用の時代ならまだしも、個の能力を最大限に引き出すことによってより良いサービス(製品)を作り出す時代には、全くそぐわないでしょう。

そんなこと、皆が知っているのに、変わらない。

採用活動をしている人事の人たちは忙しすぎますからね…。

日経ビジネス(2018.6.11号)に組織作りに大切なこととして2つのことが書かれていました。

(1)会社などの組織の中で、個人がやる気を持って働くために最も大事なのは、自己決定ができる環境。

(2)長期的にはキャリアや仕事を自分で決められること、日常的な業務の中では自分で判断できる範囲が大きいことがモチベーションにつながる。

豊かな社会になり、選択肢がある世の中で、会社がこれからも成長していくためには、自律的に物事を考えられる人が、より能力を発揮できるような環境が必要なのは明らかです。

冒頭で紹介したような留学生は、まさに自分の道を自分の足で歩んでいます。彼のような優秀な留学生を活用できるような会社へ、そろそろ日本企業も脱皮しなければいけない時期に来ていると感じています。

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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]

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(1)《neoGET TOGETHER》(留学生と企業のパーティー形式の懇親会)のご案内

 前回も、日本で働く意志とやる気のある留学生と、ガチでコミュニケーションが取れる就活・採用イベントです。

当研究所が事前にセレクトしたレベルの高い留学生ばかり(約30名)が集まり、彼らの「グループワークディスカッション」をご覧になれたり、懇談ができます。

【日時】2018年9月20日(木)  16:30~19:00

【場所】東京都品川区大崎2丁目3-13

    寺岡精工 大崎ビル

【企業参加費用】

   当日参加費(各社3名まで):30,000円[消費税別]

【WEB】

  現在準備中

お問い合わせをお待ちしております。

(2)globalforce circleセミナーのご案内

 7月19日(木)に《第13回》globalforce circleセミナーを開催致します。

  《タイトル》

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   『高度外国人財を活用するための組織・仕組み作り』 

      ~ 宝の持ち腐れにならないために ~

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今回は、外国人視点からの日本の企業に対して「改善して欲しいところ」、「こんなところがちょっと残念」といった本音を元に、日本企業らしさを残しつつ改善すべきところを学んでいきます。

【日時】2018年7月19日(木) 14:00-16:00

【場所】東京都品川区大崎2丁目3-13

    寺岡精工 大崎ビル

【参加費】5,400円(税込)/社 (複数名のご参加も可能です)

【WEB】

  現在準備中

お問い合わせお待ちしておます。

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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記

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 現在、某専門学校で留学生向けに「実践日本語」のコースを週に一度教えています。私自身の留学経験から、当時のことを思い返しつつ、毎回いろいろなことにチャレンジしているのですが、とても楽しい!異文化コミュニケーション研究所としては、とても役に立っています。

 ただ一般的に使われている教材が悪いと感じています。私が学生だった頃、30年以上前の教材と比較して、何も進歩していない。母国語でない言語を習得すること、またさまざまなレベルの学生に合わせて授業をすることに対して、教材に何の努力も進歩も感じられないのです。

結果的に、毎回教材を作りつつ授業を行っています。さまざまな環境が変化している中、学校が怠慢をしてはいけないと思います。

一年後の成長した彼らをイメージして、情熱を持って教えています。

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異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
~ 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く ~
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■□    **** 異文化コミュニケーション研究所(R) ****
■□   ~ 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする ~
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
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■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
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■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
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■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。

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┘┘┘┘┘異文化コミュニケーション研究所(R) (iCCC)
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┘┘   Tel:045-307-8248(代) FAX:045-461-1577
┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ
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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)