コラム

globalforce.link通信 第0090号 [2018.11.20.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0090号)

2018.11.20.

みなさま、お元気様でございます。
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

先日、留学生向けの合同説明会に行きました。(^^)

ところが、その出展企業の一社は《海外送金専門》の会社でした。

この会社は留学生を採用したくてきたのではありません、単に「勧誘」。日本で稼いだお金を母国に送金する際に「低料金で送金できますよ!」と説明していました。「出稼ぎ」マーケットが広がっているということなのでしょう。今年の2月から9月だけで1000億円も送金したとのこと。少々複雑な気持ちがしました…。

さて、この12月6日(木)の《neoGET TOGETHER》、ご好評を頂いておりまして、企業枠はあと2社のみとなりました。もちろん企業さまにとりましては採用者を探すことが真の目的ですが、まずは多くの留学生と接して、会話して貴社でのイメージを広げることが大切だと思います。

貴社のコアな人財に成り得る、優秀な外国人留学生たちがお待ちしています。(^^)

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■トピックス■

 1.今週のフォーカス「移民政策」

 2.勉強会・セミナー等のご案内

 3.摩訶珍(まかちん)編集後記

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┃1┃今週のフォーカス「移民政策」

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 少々古いですが、2016年5月の自民党「労働力確保に関する特命委員会」における提言の中で、下記のような文言があります。

 >>現在でも外国人労働者の増加が続く中で、今後、人口減少が進むこと、

 >>介護、農業、旅館等に人手不足の特に人手不足の分野があることから、

 >>外国人労働者の受け入れについて、雇用労働者としての適性な管理を行

 >>う新たな仕組みを前提に、移民政策と誤解されないように配慮しつつ(留

 >>学や資格取得等の配慮を含め)、必要性がある分野については個別に精査

 >>した上で就労目的の在留資格を付与して受入れを進めていくべきである。

移民ではないと書かれていますが、受け入れる国の『方便』だと考えます。彼らは、職場だけで隔離されて生活するわけではありません。私たちと同じ社会インフラを使い、私たちと交流をし、一緒に生活をしていきます。中には日本人と結婚する人も、体調を崩してしまう人も、商売に成功し財産を築く人も出てくることでしょう。

この国で永らく働く人たちを、まずは企業が、そして住民社会が温かく受け入れていくこと、そして外国人を受け入れることで派生する課題、問題に関しても受け留める覚悟が『私たち』になくてはなりません。

良いことばかりではなく、悪いことも受け留める覚悟が日本企業や日本社会にはないまま、直面する人手不足を補う政策ばかりがクローズアップされていると危惧します。

この課題は、私たちだけの問題ではありません。《移民》の彼ら、一人一人の人生に係ることです。彼らの幸せなくしては、元々住んでいる日本人の幸せなどありえません。

【ベトナム実習生ら、相次ぐ死 孤独や過剰労働「心身、不安定に」 

        都内の尼僧、6年で81人弔う】朝日新聞 2018年10月14日記事

 >>日本で暮らす外国人留学生や技能実習生が増える中、仕事や生活で

 >>追い詰められ、命を落とす若者もいる。

 >>….外国人留学生や技能実習生の自殺や突然死の総数は明らかでは

 >>ないが、実習生の受け入れの支援をする民間公益法人「国際研修協

 >>力機構(JITCO)」の報告書によると、16年度に事故や病気

 >>などで亡くなった技能実習生や研修生は28人。脳・心疾患が8人

 >>で全体の約3割を占めた。

彼らを不当に扱っている会社ばかりではないでしょう。逃亡する技能実習生でさえ

「日本人は優しい」「日本に住みたい」と言うそうです。

私も、日本人は優しいと思います。でも雇用する企業が、生活する地域社会が、単に優しいだけでなく、より具体的に彼らを支えていいく仕組みを作っていくことを、直ぐに行うことが必要です。

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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]

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(1)第4回《neoGET TOGETHER》のご案内

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 日本で働く意志とやる気のある《優秀な》留学生と、ガチでコミュニケーションが取れる就活・採用イベント《neoGET TOGETHER》(留学生と企業のパーティー形式の懇親会)。

毎回厳選した留学生を集めていますので、企業の皆さまから大変好評を頂いております。ROMA(Recruiting Optimization Matching Academy)から含めて、数十名の採用が決まっています。

 9/20のイベントへは、企業6社、留学生16名が集まり、企業にも参加頂くワークショップを含め、時間いっぱいまでコミュニケーションを取っていました。現在は、個別の面談やインターンシップへと進んでいます。

 前回は、早い時点で企業枠がいっぱいになったため、ご参加を希望される企業さまは是非お早めにお問い合わせください。

       ★良い、出会いを!★

【日時】2018年12月6日(木)  16:00~19:00

【場所】東京都品川区大崎2丁目3-13

    寺岡精工 大崎ビル

【企業参加費用】

   当日参加費(各社3名まで):30,000円[消費税別]

 お問い合わせをお待ちしております。

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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記

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 先日とある懇親会で、人材派遣会社を経営している社長さん数名と名刺交換をしたところ、ぞれぞれ数百名の登録者がいると仰っていました。私が「それだけの人員が派遣されているとすると企業さまへの営業は大変ではないですか?」と伺ったところ、『どこも人不足のため、そのあたりは全然大変ではありません、それどころか企業から連絡が絶えないとのこと…』

究極の人手不足状態のようです。

でも、不思議です。なぜ人材派遣の会社には登録している人がたくさんいるのに、正社員を探している企業には応募がないのでしょう?

そのあたりから、企業の採用担当の皆さんは考え直す必要がある気がします。

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  異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
  『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
 〜 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く 〜
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■□    **** 異文化コミュニケーション研究所(R) **** 
■□   〜 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする 〜
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
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■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
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■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
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■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。


※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、
セミナー等にご参加頂いた方々等、ご縁を頂いた方々にお送り
致しております。

 いつもありがとうございます。


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┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ

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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)