コラム

globalforce.link通信 第0101号 [2019.8.27.]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0101号)

2019.8.27

みなさま、お元気様でございます。(^^)
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

9月26日(木)にneoGetTogetherを開催致します。優秀な外国人留学生と企業との出会いの場です。
当研究所が厳選した学生が集まります。

第一部は留学生たちのWorkshop、第二部は十分に時間を取った懇談会です。
一般的な会社説明会では見ることのできない、「普段着」の彼らと接することができます。

お問い合わせお待ちしております! 

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■トピックス■

 1.今週のフォーカス「某社の挑戦」

 2.勉強会・セミナー等のご案内

 3.摩訶珍(まかちん)編集後記

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┃1 ┃今週のフォーカス「某社の挑戦」

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日本の某電子機器メーカさん、売り上げの大半は海外になっています。
現在約40名(800名の内)が外国人従業員です。

売上比率からも、今後どんどん外国人の採用を増やす計画だそうです。

外国人だから直ぐに辞めるという「都市伝説」などはなく、日本人・外国人に関わらず辞める人は辞めるし、残る人は残っています。

日本語の上手でない人も多くいるそうですが、適材適所で活用しているため、言葉が理由でトラブルが生じることはありません。また半年間は就業時間中に週数時間の日本語教育を施して、日本語力アップの支援をしています。

特徴としては(外国人従業員に対して)入社後なるべく直ぐに「やりがい」を持てる仕事に就かせています。

「やりがい」とは、ある意味仕事の《丸投げ》です。

???と感じるかもしれませんが、明確な課題を与えた後は、成果を出すことだけを求めることを意味しています。もちろん放任という訳ではなく、必要に応じてアドバイスを与え、途中途中でチェックを入れています。

保育器内でヒヨコを育てるような研修プログラムだけでなく、一人ずつ、木の上に連れ出して「羽ばたかせ」てみる。すると、やる気満々で入社してきた外国人ですから《私の実力を見せてやる!》となるわけです。

皆さん、生き生きとしています。

しかし、そんな環境でも、もっと切磋琢磨できる環境を求めて退社する外国人もいます。転職先は、即戦力を求める高給の外資系企業です。早く成果を出したくて、うずうずしている外国人にとって保育器での研修期間ほどストレスを感じさせるものはありません。

夜行列車で何時間も揺られ、田舎から都会にやってきた中学・高校卒の「子供たち」を教育する…そんな時代ではありません。最近の若者は、知識も情報も持っています。

どう外国人従業員を使ったら分からないという企業には、是非見習ってほしいと思います。とっても簡単なことです、仕事の《丸投げ》ですから。(^^;)

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さて、別の企業での話しになりますが、一方で「(外国人従業員が)業務命令に従わない」と悩む企業もあります。「どう説明をしても理解をしない」と…。

これはとても難しい問題です。その理由は、生まれ育った環境、文化に根差している場合が多いからです。

たとえば家に入る際に「なぜ靴を脱がなくてはいけないのだ?」と言われたらどうでしょう?一般的には「靴は汚れているから」と答えるでしょうが、「靴を脱ぐのは寝るときと死んだときだ!」という教育を植え付けられているとしたらどうでしょう?それも宗教に根差した理由があったりしたら…。

そんな相手を説得することは、「改宗」させるようなものです。

理由を説明しても理解できない相手には、冷静に
「ここでは、そういうものです。あるがままを受け入れてください。」
と伝えてください。

それが嫌ならご辞退願えば良いのです。

良く考えてください。

友達の家に遊びに行って、その家の作法が自分の家の作法と違うからといって非難するようなものです。二度とよばれないでしょう。

日本企業は、「採用」イコール「終身雇用」といって従業員を守ることに最善を尽くしますが、それは「業に従う」人に限定して良いことです。

業務指示にも従わず

 「私はこの仕事に適していない」
 「私の能力はここでは発揮できない」

という反応を示す人の場合は《就業規則》に基づいて返答をしてください。

一般的には就業規則に

 >>会社は、この規則に定める労働条件により、労働者に就業させる義務を負う。
  >>また、労働者は、この規則を遵守しなければならない。

に相当する文言があるので、これに基づき、あなたの行為は就業規則に反していますと伝えることです。相手に悪気がない場合が多いだけに、心労が多いのですが、信頼関係が崩壊してしまってからでは遅いので、「何か違う」と感じたときには、なるべく早く行動を起こしてください。

改宗する必要はなくても、「あるがままを受け入れる」ことはできる。そのことさえ理解できれば、業務に励んでくれる…かもしれません。

また永遠の愛を誓い合った結婚でも、お互いの幸せのために別々の道を歩むこともあるのですから、あるがままを受け入れましょう。

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┃2 ┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]

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(1)《globalforce circleセミナー》のご案内

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次回の第18回勉強会は、 2019.10.24(木)  14:00~16:00 を予定しております。
主題については、9月頃ご案内いたしますので、予定の確保をお願いいたします。

また現在、異文化コミュニケーション研究所では、外国人とのコミュニケーションが向上する
プラクティカルなセミナーを検討しております。

詳細が決まりましたら、別途ご連絡をいたしますので、楽しみにお待ちください。

(2)《neoGET TOGETHER》のご案内

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日本で働く意志とやる気のある《優秀な》留学生と、ガチでコミュニケーションが取れる就活・採用イベント《neoGET TOGETHER》は、毎回企業さまにも、留学生たちからも好評を頂いております。

詳細 : https://www.globalforce.link

次回は

 第六回 2019. 9.26.(木) 16:00~19:00

です。

== <今後の予定> ==================================

 第七回 2019.11.28.(木) 16:00~19:00

ご案内は適宜して参りますので、予定の確保をお願いします。
皆さまからの、お問い合わせをお待ちしております。

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┃3 ┃摩訶珍(まかちん)編集後記

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 ファッションって、人間の「飽き癖」からくるものかもしれません。

もちろん、ファッション業界の戦略に乗せられている面もあるとは思いますが、やっぱり「飽き」があるからでしょう。

不思議なもので、数年前に流行っていたコートを着ると、何となく「野暮ったい」ものです。

スーツも変化していないようで、襟の大きさが違っていたり、長けの長さも微妙に毎年変化してます。

流行の「波に乗る」分には良いのですが、流行に「左右される」ことのないようにしたいですよね。

本当のカッコよさとは、流行の服を着ているということではなく、《着こなし》であり、その服を着ている本人のオーラにあるのですから。

もうすぐ70歳を迎える「矢沢永吉」が、最近カッコよく見えてきました。

 

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  異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
  『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
 〜 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く 〜
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■□    **** 異文化コミュニケーション研究所(R) **** 
■□   〜 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする 〜
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
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■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
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■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
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■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。


※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、
セミナー等にご参加頂いた方々等、ご縁を頂いた方々にお送り
致しております。

 いつもありがとうございます。


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┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ

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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)