globalforce.link通信

globalforce.link通信 第0107号 [2020.1.24]

グローバルフォース・ドット・リンク通信
(第0107号)

2020.1.24

みなさま、お元気様でございます。(^^)
異文化コミュニケーション研究所(R)所長の島崎です。

干支が一巡して、今年は『子』ですね。
ネットを検索してみたら、

>>「庚子」が表す意味は、新たな芽吹きと繁栄の始まりである。
>> つまりは、新しいことを始めると上手くいく、大吉であると
>> 指し示している。

とありました。楽しみな一年、精一杯頑張っていきましょう!

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■トピックス■

 1.今週のフォーカス「現代の火縄銃」

 2.勉強会・セミナー等のご案内

 3.摩訶珍(まかちん)編集後記

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┃1┃今週のフォーカス「現代の火縄銃」

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 今年のNHKの大河ドラマは、今まで反逆者の代名詞であった明智光秀を題材にしたものだそうですね。その光秀に本能寺で殺されてしまった織田信長ですが、彼は「うつけ」と呼ばれて異端児だったそうです。その異端児が火縄銃を戦闘の中心に持ってきて、戦国武将のトップに上り詰めたのは皆さまもご存じの通りです。

高い割には、雨の日には使えない、弾を込めている間に敵に襲われてしまうと、評判の悪かった火縄銃を戦闘の主力に持ってきて編隊を組み、長篠の戦(1575年)では当時最強と呼ばれていた武田信玄の騎馬隊を撃破してしまいました。

火縄銃一挺は、1543年種子島に伝来した頃は、現代の値段で1150万円(一挺1000両、約1万1500円/両)したそうですが、織田信長は鉄砲の生産地である堺や近江をおさえ自家生産することで、約30年後の長篠の戦の頃には1挺50万円まで抑えました。(他の大名はそうはいきません。たとえば上杉謙信の勢力下では約250万円したそうです。また生産拠点が限られていることもあり、欲しくても手に入れることが大変だったようです。)

ちなみに長篠の戦いで信長が使用した火縄銃は約3000挺。約15億円です。

火薬も高価で、戦国時代、火縄銃一発分の火薬は米一升に相当したそうで、火縄銃一発撃つと約3000円が吹っ飛ぶことになります。3000挺が一回撃つと約900万円!!

きっと織田信長以外の戦国大名たちは、使い勝手の悪さや、価格の高さで威力はあっても戦闘には使えないと火縄銃の利用を躊躇、敬遠したのでしょう。

さて、現代に戻ります。

私たち異文化コミュニケーション研究所が接する優秀な留学生たちはまるで現代の「火縄銃」のように見えます。企業が使い方を誤らなければ、強力な武器となるからです。それに、未だにほとんどの企業が彼らの採用(活用)を躊躇、敬遠しているところも似ています。

皆さんも、そういう意識で彼らを見直してみて下さい。そして、どのようにしたら貴社のビジネスで「火縄銃」のような彼らを活用できるかを考えてください。

当研究所では「性能の良い火縄銃(有能な留学生)の調達」から、勝つための「使い方(活用の仕方)」「安全な管理の仕方(定着)」に至るまで、参謀としてすべてをサポートすることが出来ます。

今年は、オリンピック・イヤーです。毎回新記録が生まれるのは、人類の身体能力が進化しているからです。企業も進化していくはずです。その際に、ダイバーシティは必要不可欠。

今年を貴社の「ダイバーシティ元年」にしてみませんか?

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┃2┃勉強会・セミナー等のご案内 [事前申し込み要]

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(1)《第19回 globalforce circleセミナー》のご案内

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生産性や創造性を高めるためには、個人個人のやる気、モチベーションが重要です。

日本で働く高度外国人財にイキイキと働いてもらうためにはどうしたら良いでしょうか?

日本人従業員に対して行ってきた「やり方」では、彼ら(彼女ら)は満たされない気持ちになりがちです。特別扱いをすることではありませんが、ダイバーシティに直面する日本企業は『準備』が必要です。

皆さんとご一緒に、その『準備』について学びたいと思います。

今回のワークショップは、《桃栗三年柿八年》です。詳細は、当日のお楽しみ!

日時 : 2020年2月26日 14:00 – 16:30
場所 : 〒141-0032 東京都品川区大崎2丁目3-13 寺岡精工 大崎ビル
チラシ:https://static.wixstatic.com/ugd/bf71ff_3ef13589061647c2b4ca59af9e85a089.pdf

(2)《neoGET TOGETHER リクルートイベント》のご案内

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 毎回企業さまにも、留学生たちからも好評を頂いているマッチング・イベント《neoGET TOGETHER》のご案内です。当研究所が厳選した優秀な外国人留学生だけが集まります。

  第8回《neoGET TOGETHER》 2020年5月20日 16:00 – 19:30

 当研究所が独自のコミュニティによって集まってくる留学生は、ほとんどが文科省やJETRO等の奨学金をもらっている程。とても優秀で、日本語も堪能です。

■□ 当日の予定 □■

《第1部》 16:10~17:00
・企業&留学生紹介《First Contact》
   企業さま各5分、留学生各1分の自己紹介
・高度外国人の声「日本企業で働く」
   日本企業で働く外国人の方にお話しをして頂きます

《第2部》 17:00~19:00
・留学生と企業の《オープンQ&A 》
   モダレータ:島崎 ふみひこ(異文化コミュニケーション所長)
・懇談《Free Free Talking》 
   ご興味のある留学生とじっくり懇談できます

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  詳細&お申込みは、 https://www.globalforce.link へ!

 Tel:045-307-8248  mail: contact@globalforce.link

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┃3┃摩訶珍(まかちん)編集後記

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今回は、これから先の厳しい状況をご紹介いたします。

 ■出生数最少86.4万人

〇厚生労働省が12月24日発表した2019年の人口動態統計の年間出生数
 は86万4千人となった。前年比5.92%減と急減し、1889年統計
 開始以来初めて90万人を下回った。出生数が死亡数を下回る人口の「自然
 減」も51万2千人と初めて50万人を超え、少子化・人口減が加速している。

〇少子化は社会保障の支え手の減少に直結するほか、潜在成長率の低迷を招く
 恐れがある。人口減が予想よりも早く進む事態への備えが求められる。総務
 省によると2019年7月時点で25~39歳の出産期の女性は969万人で、
 前年より21万人減った。1971年から74年生まれの団塊ジュニアが
 45歳以上になるなど、複数の要因が重なって出生数の急減を招いた可能性
 がある。

■  人手不足はこれからが本番

年明けの1月9日、我が国を代表する信用調査会社2社が同時に記事を公表しまし
たが、どちらも2019年の人手不足倒産が最多を更新したことを告げるものでした。

ここでは、帝国データバンクの記事に沿ってその要旨を見てみますと、次のとおりです。
-2019年の人手不足倒産は、4年連続過去最高となりました。
-2019年を業種別に見ると、サービス業、建設業、運輸・通信業、小売業、卸売業の順。
-2013年以来の累計を業種細分類で見ると、道路貨物運送、木造建築工事、老人福祉事業、受注開発ソフトウェア、労働者派遣の順。

-以上のことから、建築職人、ドライバー、IT 技術者、介護スタッフなど、専門職の
 定着や確保が困難になった小規模企業に厳しい状況が見られるということです。

よくいわれるように生産年齢人口はすでに急激な減少局面に入っています。

2013年は7,901万人でしたが、2018年は7,545万人(いずれも10月1日現在)と356万人も
減少し、この先も減少が続くと見込まれます。

しかし、見逃しがちですが、いまのところ、女性と高齢者のための働く環境整備の進捗により、労働力人口は2013年以来むしろ増加(2018年までの6年間で265万人増加)しており、これにより総枠的には人手不足が一定緩和されています。これからも、女性の活躍推進と高齢者の70歳までの就業拡大等働く環境整備を図り、労働力率の向上を進めていくことが課題です。

しかし、今後、労働力不足は一層の加速が避けられません。

昨年3月に、パーソル総合研究所が中央大学経済学部の阿部正浩教授とともに行った2030年時点での人手不足推計によると、2030年には644万人の人手が不足し、産業別には「サービス」で400万人、「医療・福祉」で187万人、「卸・小売」で60万人等の不足、職業別には「専門的・技術的職業従事者」で212万人、「事務従事者」で167万人、「運搬・清掃・放送等従事者」で90万人等の不足が予測されるとされています。

また、地域別にもアンバランスが生じ、「東京都」で133万人、「神奈川県」で54万人、
「千葉県」と「愛知県」で36万人等の不足が予測されます。こうした問題に対処するためには、
女性と高齢者の労働参画の促進に加えて、労働生産性の向上、外国人材の受入れ拡大なども必要になってきます。

<参考>
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p200104.html
https://rc.persol-group.co.jp/research/hito/hito-report-vol4.html

 

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  異文化コミュニケーション研究所(R)のミッション
  『日本を、世界中の優秀な人財が活躍する国にする』
 〜 多様性のあるglobalforce(高度外国人)を活躍へ導く 〜
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■□    **** 異文化コミュニケーション研究所(R) **** 
■□   〜 日本を世界中の優秀な人財が活躍する国にする 〜
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■□ 企業の生き残り・革新のために、『人財の多様性』は不可欠です。
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■□ 弊社は、白羽の矢を立てるべきは「外国人留学生」だと考えます。
■□ 日本語が使え、日本文化に造詣がある「優秀な留学生」が日本には
■□ たくさんいます。そして、彼らは日本で働きたいと思っています。
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■□ 多様な異文化視点を持つglobalforce(高度外国人財)を活用する
■□ ことで、「新たな価値の創造」につなげることができます。
■□ ”globalforce”は企業にとって貴重な人財です。
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■□ しかし、多様性を受け入れることはチャレンジングなことです。
■□ 一筋縄ではいかない。障害物競走のように、いくつもハードルを超
■□ えて行かなけばなりません。当研究所は、採用から活用に至るまで
■□ 企業のチャレンジをお手伝い致します。


※本メールは、当研究所関係者と名刺交換をさせて頂いた方、
セミナー等にご参加頂いた方々等、ご縁を頂いた方々にお送り
致しております。

 いつもありがとうございます。


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┘    代表取締役社長 所長 島崎ふみひこ

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(当研究所は、株式会社フィギュアネットの事業部です。)