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クンバハカ

中村天風氏は、充実した人生を送るためには、様々に起こるショックを正しく受け取ることが大切だと説いています。

その対処方法として、ヨガの「クンバハカ」を紹介してくれています。

それは「息の合間合間にひょいと体を水を入れた徳利のようにして、したと同時に瞬間息を止める。」だそうです…。

??分かりづらいのですよね(^^;)、具体的には、下記を同時に行うことだそうです。(^^)

1)肛門をキュッと締める

2)肩をできるだけ緩める

3)丹田(おへその下あたり)にグッと力を込める

4)その瞬間に、息を止め、吸って止め、出して止めを繰り返す

忘れないでくださいね、すべて同時にです。

何かイラっとしたり、腹が立ったりして、我を失いそうになったとき、これをすることで『感情の虜』にならずにすむのだそうです。

怒り・悲しみ・悩み…とは、ある「事象」を捉えた自分の心が作り出す「産物」のようなものです。そう考えれば、自分が生み出した感情の『虜』になることで、自分が苦しむというのは本末転倒なのでしょう。ありのままの世界を受け入れることができれば、生きることが楽になるということなのではないでしょうか。

人に対する怒り、社会に対する怒り、傷つけられたときの悲しみ、理不尽な仕打ち、不慮の事故、受け入れがたい苦しみ、…。そんなときに「クンバハカ」を思い出して下さい。私もそうします。

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

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