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魏志倭人伝

漫画家、里中満智子さんの描いた【天井の虹】を読んでいます。

持統天皇の頃の長編作で、漫画とはいえとても勉強になっています。その18巻で、日本書紀の編纂のことが描かれているのですが、当時の弱小国日本が、

強国の唐に飲み込まれないように必死になって対等な関係を築き上げようとしていたのか、よくわかりました。

当時の日本という国がどのような立場の国だったのかを知ったことで、これから日本が中国とどう対等の立場で共存共栄していくべきなのか、考えさせられました。

【天井の虹】を読んで初めて知ったこと、それはかなりショックなのですが、当時は日本が中国からとてつもなく蔑まされていたということです。

皆さんはご存知かもしれませんが、ご紹介します…。

唐の時代に日本について書かれた書物の中に、三国志魏書(魏志倭人伝)という書物があります。

その中の記述では、倭国(当時の日本)は、小さい国が100以上もあり、その中で一番大きく力のあるクニ「邪馬台国」だった。倭人(当時の日本人)は

勢力争いを繰り返していたが、「邪馬台国」の女王であった卑弥呼を巫女として立てたことで平和が訪れた。と書かれていたということです。ご覧になってください。

倭(みにくい)

卑(いやしい)

邪(よこしま)

悪い意味の当て字ばかりです。

これが当時の日本…。もしかしたら、今でも相手からすれば、そんなレベルかもしれませんが…。

日本が「日の元日本」として輝けるように、頑張らなくてはなりませんね。

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

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