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「うちには成功事例がない」――本当にそうでしょうか?

― 高度外国人財の成功を“共有”した企業の事例 ―

K社は、これまでに数名の高度外国人財を採用してきました。
実際、成果も出ていました。

海外顧客との大型契約をまとめた。
社内に新しい業務改善の視点を持ち込んだ。
英語資料の質が格段に向上した。

しかし、経営会議でこう言われます。

「うちは、まだ外国人活用の成功事例がない」

現場は驚きました。
「いや、実際に成果は出ています」

しかしその成果は、
部署内での評価にとどまり、
社内全体で“成功”として言語化・共有されていなかったのです。

その結果、
・他部署は外国人採用に消極的
・「特別な部署だからうまくいった」と誤解
・成功の再現性が検討されない

という状況が続いていました。

そこでK社が行ったのは、
制度改革ではなく、**成功の“見える化”**でした。

どんな課題を解決したのか
どんな工夫をしたのか
日本人社員は何を変えたのか
数値でどんな成果が出たのか

これらを整理し、社内共有会で発表しました。
すると、他部署の反応が変わります。

「うちでも応用できるのでは?」
「受け入れ準備をすれば再現できそうだ」

成功事例は、存在するだけでは意味がありません。
共有されて初めて、組織の資産になります。

K社はその後、外国人採用を一部門の挑戦ではなく、
会社全体の戦略へと引き上げることに成功しました。

《今回のポイント》

成功事例は「存在」より「共有」が重要
再現可能な形で言語化することが鍵
成功は、組織文化を変える力を持つ

異文化コミュニケーション研究所(R)は、「国費外国人留学生の紹介」、「グローバル人財の採用・活用に関するコンサルティング」のスペシャリストです。

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